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スマホに向かって話すだけ!日立システムズ『音声こころ分析サービス』

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by [2017年3月28日]

日立システムズが、クラウド型ヘルスケアサービス「音声こころ分析サービス」を開発した。これは、声の調子に現れる心の変化を読み取り、病気の早期発見や予防に役立てることが出来るサービスだ。
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MIMOSYSを利用したサービス

日立システムズと横浜市は、以前より共同でMIMOSYS(ミモシス:Mind Monitoring System)と呼ばれる、音声病態分析を用いたヘルスケアサービスの開発を行ってきた。MIMOSYSは、声帯の付随反応を分析することによって、心の状態を可視化出来る技術だ。開発に携わった東京大学大学院 医学系研究科 音声病態分析学講座特任講師の光吉俊二氏は、自らの持つ会社で「声から感情が見える技術」「声から病気が見える技術」を開発してきた、声と感情研究のスペシャリストだ。

MIMOSYSが感情を分析するためには約20秒・6発話以上の音が必要だが、事前発話や音読などその内容は問わないという。MIMOSYSを用いて開発された「音声こころ分析サービス」では、スマートフォンなどから録音した音声データを分析し心の状態を可視化する。精神疾患の自覚や予防を促すことが出来るとされている。また事業者向けには、精神疾患者やその疑いのある社員の早期発見を支援する。
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感情の規格化

光吉氏は、日本語にある感情表現の言葉4,500語を分析し、4つのグループに分けた。これを4色の色に落とし込み、言語ではなく色彩で感情判断ができる仕組みを作り上げた。これは「Pepper」にも使用されている。発話者が自らコントロールできない建前の奥に潜む感情を、規格化することに成功したのだ。
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「音声こころ分析サービス」は、2月下旬に神奈川県職員内で試験導入し、早ければ6月にもサービス提供が開始される予定だ。

▼関連サイト
音声こころ分析サービス MIMOSYS:株式会社日立システムズ

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