taclim_01-541x660

世界初の触覚センサー! VRシューズ&グローブ『Taclim』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2017年1月11日]

2016年はVR元年ともいわれ、VRが大きく普及し、大流行しました。今年も勢いそのままに、VR関連の技術やニュースが取り沙汰されるでしょう。VRの一番の特徴といえば両眼立体視による没入感で、まるでその場にいるような感覚を味わうことができます。また、360度あらゆる方向から音が聞こえてくるバイノーラル録音という技術もあり、すでに視覚と聴覚はVR空間では完全に支配されています。この2つに触覚が加わると、さらに没入感が増して面白いVR体験をすることができるのではないでしょうか?
株式会社Cerevoは、ロサンゼルスで開催された「CES Unveiled」「CES 2017」において、世界初の触覚センサー搭載VRシューズ&グローブ『Taclim』を展示しました。発売は2017年秋頃、価格は10万~15万円程度が予定されているようです。

砂の感触まで!

『Taclim』は、両手に装着するグローブとシューズ型の入出力対応のVRデバイスです。それぞれに日本電産セイミツ株式会社との協業により、Taclim用にカスタマイズした最新鋭のタクタイル・デバイスを合計8つ搭載しています。VR空間の映像や音声に合わせてシューズとグローブが触感をフィードバックすることで、HMDによる視覚・聴覚に、両手両足の触覚を加えてVRの世界をより深く体感することができます。

taclim_01-1-660x594

タクタイル・デバイスは、振動の種類を自在に変更することができ、砂漠、草原、水辺といった地面を踏みしめたときの触感の違いや、キャラクターが装着している靴の種類による感覚をVR空間で表現することができます。

さらに、『Taclim』ではユーザーの手足の動きを内蔵する9軸センサーがとらえ、VR空間内に反映するVR用入力デバイスとしても使うことができます。

taclim_01-541x660

「CES 2017」では、ゲームメーカーであるジェムドロップ株式会社が1月末にリリース予定のPlayStation VR向けソフト「ヘディング工場」を題材に、Cerevoが『Taclim』向けに新規開発したVRゲーム「Taclim demonstration with Headbutt Factory」をデモ環境として用意しています。『Taclim』向け開発環境はUnityプラグインとして提供し、自由に『Taclim』を入出力デバイスとして開発することが可能になるようです。触感データについてはいくつかの基本的な触感をサンプルデータとして公開するほか、WAV形式のファイルを取り込むことで、独自のデータを作成することも可能です。

人間の5感のうち、視覚・聴覚・触覚はだいぶリアルに表現することができるようになってきているのではないでしょうか。残りの嗅覚と味覚が表現できるようになれば、私たち人間はあらゆる体験をできるようになるかもしれません。

▼関連リンク
taclim
日本電産セイミツ株式会社
CES2017
ヘディング工場

PageTopへ