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点字ブロックにICタグ…? IoTによる視覚障害のインフラ構築で快適な社会を生み出す仕組み

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by [2017年1月16日]

今から4~5年前 東京都豊島区に、音声案内機能の付いた点字ブロックが試験導入されました。点字ブロックに埋め込まれた位置情報を有するICタグと手元の携帯電話が連動し、目的地まで音声で案内をしてくれるといったものです。ITが進歩している今の時代、視覚障害の方を取り巻く環境も日々進化しています。特に、すでに存在している物と、ITを掛け合わせるIoTの形で広がりを見せています。今回は視覚障害の方にとって大切なインフラが、ITによってどのように生まれ変わってきたのか、お伝えしていきたいと思います。

点字ブロックの現在まで

点字ブロックは2種類の形状をしたブロックを用いて、進む方向や止まるべき箇所を示す視覚障害者向けのインフラです。1967年に日本で生まれ、1972年より公的資金による本格的な導入が始まりました。今年で誕生からちょうど50年となります。この間に上記で紹介した音声案内機能を含めた種類や、夜間に点灯するLED埋め込み型などといった種類が登場しました。

tenji block 

点字ブロックだけではない、IoTの広がり

zu1視覚障害者向けのインフラは点字ブロックだけではありません。白杖もIoT化が進んでいます。たとえば、エーピーアイ株式会社がセンサーつき白状である「スマート電子白杖」(写真)を発売しています。これはセンサーを通して、目の前にある障害物を振動で知らせてくれます。また5年前の時点でNTTが、カメラつきメガネを装着することにより、そのメガネが写した景色をクラウド技術で処理し、障害物等危険が発生した際に、スマホを通じて警告音として知らせるシステムの開発に成功しています。

周りを見ると、形を大きく変えるわけではありませんが、ITを加えたIoT製品は確実に浸透しているといえます。

▼参考資料
RFID を用いた歩行者の経路誘導
インフラ等の仕様検証結果
スマート電子白杖

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