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今話題のクライミングとARが融合した新世代スポーツ『ARクライミング』

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by [2016年12月22日]

スポーツクライミングは、2020年の東京オリンピックにが正式種目に採用され、いま最もホットなスポーツの1つになっています。とはいえ、まだまだスポーツクライミングのことを詳しく知らない方は多いのではないでしょうか。簡単に説明すると、スポーツクライミングは「リード」「ボルダリング」「スピード」の3つからなる複合競技です。リードは高さ12メートルの壁をロープをつけて登り、制限時間内での到達高度を競います。ボルダリングは高さ5メートルの壁に設定された複数コースを制限時間内にいくつ登れたかを競います。スピードは高さ15メートルの壁を登りきるタイムを競います。

そして最近ではこのスポーツクライミングとAR(拡張現実)を組み合わせることで、よりゲーム性に特化した『ARクライミング』もひそかに話題を呼んでいます。ゲーム性が高くなったことで、初心者の方でもクライミングを始めやすくなると思います。そこで今回はこのARクライミングについてご紹介いたします。

Randori Time Trial

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1つ目はアメリカのスタートアップ「Randori」が開発した『Randori Time Trial』です。これはスポーツクライミングの「スピード」に似ていて、壁に投影された数字を順番に触り、全て触り終えるまでの時間を競うゲームとなっています。「スピード」はもともと登るルートが設定されていて、掴んで良いホールドの種類があらかじめ決まっていますが、『Randori Time Trial』では自由に登って大丈夫です。

掴めるホールドが制限されているのは、初めはキツイと思うので、自由に登れる『Randori Time Trial』は未経験の方でも楽しめると思います。数字のほかに、最速タイムや、ランキングなども投影できるので、友達同士でチャレンジするとより楽しいと思います。

Climball

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続いて紹介するのはフィンランドの大学チームが開発した『Climball』です。2人で同時対戦できるエアホッケーのようなゲームで、壁の左右に各プレイヤーのエリアが表示され、足と手を使ってボールを打ち合います。ボールが相手を通り越して反対側の壁に当てると勝利となります。さらに、どれだけボールをラリーできるかチャレンジするコラボレーションモードもあります。

このほかに、壁に投影されるコウモリのキャラクターをタッチして得点を競う「Whack-a-Bat」、投影された電気の線に触れないようにゴールを目指す「Sparks」というARクライミングゲームもあります。

スポーツクライミングは戦略や技術など、やればやるほど奥が深いスポーツですが、ARを組み合わせることでゲーム性が出てきて、「壁を登るだけ」と思って敬遠していた人にも楽しめるようになっていると思います。現在は、残念ながら日本での展開はしていないですが、ARでルートを表示したり、過去に登った映像を表示することで、初心者や子供も、楽しみながらクライミングのスキルを磨くことができるので、ぜひ日本でも楽しめるようになってほしいと思います。

▼参考リンク
スポーツクライミングl
Randori
Augmented Climbing Wall

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