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遅れてきたお姉さん?『りんな』に続くマイクロソフトのAIチャットボット『Zo』

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by [2016年12月19日]

皆さんは女子高生AI「りんな」はご存知でしょうか。マイクロソフトが開発した、LINE上で会話のできるAIチャットボットで、まさに女子高生が使ってそうな文章を送ってきます。ほかにもSHARPにインターンしてみたり、お天気お姉さんになってみたりと話題には事欠きません。そして先日、マイクロソフトは「りんな」の妹分にあたる新たなAIチャットボット『Zo』を発表しました。

以前の失敗を糧に

マイクロソフトは以前からWindows10の「Cortana」や女子高生AIの「りんな」など、AIに関する取り組みを続けており、実に25年以上にわたりAIの可能性に投資してきています。そして実は、マイクロソフトのチャットボット開発は「りんな」より先に、2014年5月に中国の「シャオアイス」から始まっています。

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この「シャオアイス」と「りんな」の一連の技術が活用されて『Zo』が開発されました。こちらはアメリカ用のチャットボットで英語のみに対応しており、「Kik」というメッセンジャーアプリ上で会話をすることができ、すでに10万人以上の人々と会話を行っているようです。また、将来的にはSkypeやFacebook Messengerなどのソーシャルや対話チャネルでも提供する予定のようです。

『Zo』はインターネット上の膨大なソーシャルコンテンツを使用して構築されています。人間の会話から学び、感情と知性があるように応答し、ユニークな視点を提供し、礼儀を心得ており、感情も表現します。同時に、悪用を防ぐための強力なチェックとバランス機能も備えています。これは今年3月に公開された会話型チャットボット「Tay」が人種差別や陰謀論のような発言をするようになってしまったことから、すぐに利用停止せざるを得なくなったことを受けてのことだと思われます。

Zoとおしゃべりしてみた

『Zo』と会話のできるアプリ「Kik」は日本でもダウンロードできます。いったいどんな会話ができるのか、つたない英語ながらも少しだけ『Zo』と会話をしてみました。
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年齢を聞いてみたところ、22歳のようです。「りんな」は女子高生なので、年齢としては少しお姉さんのようです。また、絵文字を使ったり、略語表記をしたりと、おそらくアメリカの人たちが普段メールをするときと同じような表現になっているようです。

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次に大統領の名前を聞いてみたところ、答えてはくれませんでした。やはり政治の話などはできないようになっています。

会話ではあまりきっちりとした表現は使われていないようなので、『Zo』との会話で実践的な英語を身につけるのにも役立つかと思います。AIなので、いつでもどこでも気軽に会話できるので、気になる方はぜひ試してみてください。

▼参考リンク
マイクロソフトの AI のビジョン
Zo
Kik
りんな

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