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マイクロソフトの触覚フィードバックコントローラー『Nomal Touch』『Texture Touch』

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by [2016年10月31日]

まるでその場にいるかのような没入感を味わえるVRですが、今のところVRが再現できるのは視覚と聴覚です。もしVR空間内の仮想物体に自由に触ることや、動かすことができたらさらに現実に近づくと思いませんか? マイクロソフトリサーチが開発したコントローラー、『Nomal Touch』『Texture Touch』はその第1歩になるかもしれません。

物体の形状や硬さを表現するコントローラー

この2種類のコントローラーはPSVRのPlayStation Moveのようなハンドヘルド型で、コントローラーの先に指を置いて動かすことで仮想物体の形状などを確かめることができます。

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Nomal Touchは、コントローラーの先にある丸い台座が傾斜したり指を押し出したりすることでボールなどの仮想物体の形状を伝えます。「フォースフィードバック」と呼ばれる機能によって物体の硬さを表現することもでき、柔らかい物体では押し込むような感覚、硬い物体では押し込むことができず反発するような感覚を得られます。逆に、指の力を仮想物体に反映してボールや立方体などの物体を動かすことも可能です。

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Texture Touchは、台座の代わりに4×4の計16個のピンがそれぞれ上下に動くことによって仮想物体の表面形状を伝えます。個別にピンが動くので、Nomal Touchよりも詳細な形状を表現することができます。

また、この2つのコントローラーを使うと、フィードバックが振動のみの場合よりもリアルな感覚を得られるという結果が出ているようです。現在はOculus Rift DK2でのみ動作するようですが、今後開発が進めばほかのデバイスにも対応してくるかと思います。

まだ試作機の段階ではありますが、これが実現すればVRの世界にあわせて物体をインタラクティブに操作することができるようになるのでVRの可能性もさらに広がるはずです。今後、指先だけでなく手のひら全体で触ることができるようになると、もはや現実と変わらなくなるかもしれません。

▼関連リンク
Microsoft Research

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