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ユーザーを感動させられるかがカギ!『けっきょく、アプリって儲かるの?』

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by [2016年10月31日]

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 ADFULLYとGlossom共同開催となった最新アプリマネタイズ戦略がわかるイベント『アドフリナイトVol.10』。今回は、注目度があがってきている“動画広告”をテーマに開催されました。
 この中でイグニッション・エムの升田貴文氏(写真)は、「けっきょく、アプリって儲かるの?」というテーマで、アプリで儲けを出すために開発段階で心がけるべきことを紹介しました。
 同社は、ポノスで『にゃんこ大戦争』制作に携わった方々が設立した企業で、フリックして敵をボコボコに殴るという爽快感あふれるカジュアルゲーム『ゲス野郎と拳』をリリースしています。

2600万ダウンロードの大ヒット『にゃんこ大戦争』

 升田氏が生みの親とも言える『にゃんこ大戦争』は、皆さんもご存知の通りダウンロード数2,600万にも上る大人気ゲームです。個性豊かなにゃんこ達が日本全国で敵側の城を攻め落とすために激しくバトルするという戦闘もので、気に入ったにゃんこは育成して進化させることも可能です。つっこみどころ満載のユーモアあふれるにゃんこワールドを満喫できるゲームです。

カジュアルゲーム第一作目!『ゲス野郎と拳』

screenshot_20161024-132216 ゲス野郎と拳は、記憶を失った一人の男が、真実を知るために、次々に現れるゲス野郎を倒していくというゲームです。
 ルールはいたってシンプル! 画面上を左右にフリックするだけとなっています。数人のゲス野郎を倒した後、制限時間内にボスを倒すことが出来ればステージクリアです。手をすばやく左右に動かすだけで相手をボコボコに出来る爽快感が魅力です。
 非常にシンプルなシステムですが、敵にはラッパーやホスト、成金等様々な人が登場するので相手を見ているだけでも楽しめます。また、ゲーム内コインを稼ぐためのバイト制度等ほかのゲームではあまり見かけない設定もあり、面白いです。
 是非皆さん、ゲス野郎を全員倒して真相を暴いてみてください。

アプリは儲けを出しやすい

 多くの方は、アプリと聞くとパズドラやモンストといったゲーム等を思い浮かべ、「アプリは儲かる」というイメージをお持ちではないでしょうか。しかし実際はアプリ市場が儲かると言い切れるわけではありません。アプリ市場=儲けを出しやすい市場なのです。ここで、まずはアプリの優位性を取り上げることで儲けを出しやすい理由を理解していきましょう。

少人数開発が可能
 アプリ開発は少人数で可能ですし、開発機材もパソコン1つということもあり場所を選びません。したがって近い距離で密な開発ができます。
 (大規模なゲームで)開発部が海外にあるような場合は外国の方と開発することになりますが、母国語の違いによりコミュニケーションに困りゲームに入れる微妙なニュアンスの伝達が難しいこともあります。アプリ開発ではそのような心配はないということです。また、近い距離で開発していることで互いの努力も手に取るようにわかるでしょう。これは互いの信頼性につながり、急な仕様変更も受け入れやすくなります。このようにアプリ開発は開発者どうしが密に連携できるので細かいところまでこだわることができます。

直接ユーザーに届けられる
 カセットやディスクといったメディア型ゲーム等の場合は、問屋が買ってくれないとユーザーの目に触れることさえかないません。
 しかしアプリ市場には仲介業者がないので、開発したアプリをそのままユーザーの元に届けることが出来ます。ゲームの面白さ等を誰にも知ってもらえないまま諦めなくてはならないような心配が不要なのです。

AppleやGoogleがお金を回収してくれる
 何かを売る場合、お客さんに物を渡し、それに対してお金を受け取って初めて売り上げになります。しかしアプリではこの流れを割愛できるのです。つまり、一度アプリを開発してリリースすればその後自分の手を煩わすことなく売り上げが手に入ります。ここに課金の収納代行の素晴らしさが見て取れます。

課金文化が浸透している
 現在、世の中ではデジタルコンテンツの課金文化がすでに出来上がっています。その他にもバナー広告や動画広告等の多種多様なマネジメント方法も確立されています。これほどマネタイズの仕組みが明確な市場はあまりありません。これもアプリ特有の利点なのです。
 iPhoneリリース当初は広告モデルもARPU(1ダウンロードあたりの単価)が1~5円でしたが、今では80~300円まで上がっているので収益化も見込みやすいですね。

今後も成長が見込まれている
 アプリ市場は、今後も成長が見込まれており、市場規模自体も2~3倍になることが予測されています。このような伸びしろをもつ市場はそうそう見つかりません。
 今後新興国は今の日本のような市場に近づき、先進国は課金率が上昇していくことでしょう。アプリの売り上げも伸びることが期待されます。

  1. 開発費用をいくらでも抑えることが出来る
  2. 巨大なマーケットに誰でも参入できる
  3. ヒットできるかどうかはアイディア次第

 これらのことから、アプリ市場がなぜ儲けを出しやすいのかお分かり頂けたのではないでしょうか。アプリ市場には収益を生む様々な仕組みが提供されていることが儲けにつながる1番のポイントなのです。

儲けを出すために大事なこと

 アプリから儲けを出すために大事なことはやはり利用者数を増やすことです。
 アプリの利用者が増加すれば収益は上がります。また、利用時間でさらにシナジーを生むことも期待できます。では利用者数を増やすにはどうしたらよいのでしょうか?
 アプリ開発において、便利さや面白さ、お得かどうかはついつい重視してしまいがちですが、これらはそれほど重要ではありません。大切なのは、アプリを通して、ユーザーに1つの体験を与えることです。これはユーザーを感動させられるような体験です。心を動かせば人は自然と付いてきます。つまり、アプリで人を感動させることが出来れば利用者は増えるはずです。
 アプリを通して感動を与えるために、開発者は「感動させられているか」「感動を殺していないか」と常に自問自答する必要があります。マネタイズに取り組んでいくうちに感動を与えることから軸がぶれてはいけません。感動体験を第一に考え、それを妨げないような要素を取り入れていくことがポイントです。あくまでも不快要素が感動を超えないように気をつけてください。
 この講演の結論はユーザーを感動させられれば必ず儲かるということです。今後、開発者は感動体験を与えることを開発の軸からブレさせないことを是非意識してみてください。また、ユーザーは各アプリの感動ポイントを探してみても面白いかもしれませんね。

▼参考リンク
株式会社イグニッション・エム
スマホ広告収益最大化SSP『アドフリくん』
Glossom株式会社

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