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自分に最適な広告がデジタルサイネージでも!?~AIが走行車種を認識しターゲット広告を配信~

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by [2016年10月20日]

これまで、デジタルサイネージの屋外広告は事前に決められたスケジュール通りに流れていました。
そんな中、クラウディアン株式会社は、株式会社電通・スマートインサイト株式会社・Quanta Cloud Technology Japan株式会社とともに、JESCO CNS株式会社の協力を得て共同プロジェクトを進めています。
そして今回、ターゲティング広告の実証実験を2016年9月10・17日に行ない、両日ともに成功したことを発表しました。

高速道路をディープラーニング

今回実施された実験は、ビデオカメラの撮影映像から高速道路を走行する車種をAI(人工知能)で自動判別し、六本木のビル屋上に設置されたビルボードに車種別の広告配信をするというものです。
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これはディープラーニング(深層学習)を用い自動車のメーカー名や車種の分類などを高精度かつリアルタイムに認識・判別することにより実現されました。
ディープラーニングとは分類を行う機械学習の一つで、ラベル付けに応じて特徴が自動的かつ多層にわたって抽出されます。これにより、ラベル付けされた大量のサンプルでモデルのトレーニングを行うことで従来の手法では達成できなかった分類精度を実現させることができるのです。
この技術を用いれば、通行状況に最適化された内容でタイミングよく広告を表示させることが可能になります。

実験を成功に導いたストレージ製品

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今回実施されたディープラーニングにおいて、学習用データおよびビデオカメラで撮影した走行車種の大量映像の保存には、「CLOUDIAN HyperStore」が使われました。これはクラウディアンが開発提供するオブジェクトストレージ製品です。ではここから、CLOUDIAN HyperStoreの、従来型ストレージ製品とは異なる3つの大きな特長を見ていきます。
1つ目の特長はビッグデータを直接読み書きできるということです。データセンター内かつ近距離で利用することを前提とする従来型ストレージ装置とは異なり、インターネット経由でデータを安全に読み書きできるのです。
2つ目はビッグデータの経済的な保存、柔軟な活用、効率的な管理が可能になるということです。容量制限のあるストレージ装置では難しかったビッグデータの処理や保存方法が実現します。
そして最後の特長は開発者が従来型ストレージのような物理的な装置手配や設定などを意識する必要がないということです。クラウドサービスのように仮想的なストレージの設定・操作で開発準備ができるため、ビッグデータを使うディープラーニングの学習や開発が効率化されます。
以上のことから、従来型とは大きく異なる製品が今回の実験で大きな役割を果たしていたことが良くわかります。

広告分野以外への応用も

この技術は、大規模な屋外ビルボード広告のみならず、商業ビル・ショッピングモール・アウトレットの駐車場に設置されるディスプレイへの広告配信にも応用が計画されています。
また、時間帯別・車種別交通量や走行速度も自動的に計測して数値化することで、 従来の人手による計測データと異なり常時正確な交通量の把握ができるようになるため、道路監視やターミナルの混雑状況把握などの汎用的な交通量調査などへの利用も期待できるでしょう。
この技術が普及すれば、様々な場所で自身にぴったりの広告を目にすることができるようになることでしょう。

▼参考リンク
クラウディアン

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