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源氏物語の絵巻がVRで蘇る! 早稲田大学がオリジナルVRコンテンツとVRビュワーを制作

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by [2016年10月26日]

大学生の世間話の頻出話題である「アルバイトの話」。私がVRに関する記事を書いているという話をすると、「VRって何?」という反応が大半でしたが、最近やっと日常生活でもVRの話題を耳にすることが多くなりました。私は早稲田大学に通っているのですが、先日、いつものように大学を歩いているとあるビラが目に入りました。そこには「早稲田大学中央図書館オリジナルVRコンテンツ VR体験&ビュワープレゼント」という文字の下に、早稲田の頭文字「W」のロゴが入ったダンボール製VRビュワーの写真が。

早稲田大学中央図書館とは、複数ある早稲田の図書館施設の中で最も大きい図書館で、大学図書館としては国内最大級の規模を誇り、戦前の貴重な資料なども多数所蔵されています。

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古典と最先端技術の融合

大学の公式HPによると、中央図書館の開館25周年記念事業の一環として、VR第一人者である理工学術院の河合隆史教授、河合研究室出身で株式会社リ・インベンション代表取締役の太田啓路氏の協力を得て、中央図書館開館25周年記念VR制作委員会が発足。中央図書館と絵巻物をモチーフにしたオリジナルVRコンテンツを制作し、その体験イベントのノベルティとしてオリジナルVRビュワーを制作したそうです。

これは行くしかないということで、早速中央図書館へ。体験イベントではGear VRが用意されており、3つの動画を鑑賞しました。これらの動画はYouTubeにも公開されています。中央図書館に所蔵されている中でも人気の絵巻物である「四季源氏」と「敦盛絵巻」のVR動画は、絵巻の中に入ったような感覚を楽しむことができ、文化財の新しい鑑賞スタイルが示されています。

中央図書館の貸出管理システムである自動書庫のシステムを見ることのできる「BOOKS IN WONDERLAND ~空間の旅~ VR(バーチャルリアリティ)動画」。利用者側からは決して見ることのできなかった図書館の裏側を覗くことができます。

そして、体験終了後にオリジナルビュワーをもらえました。

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早稲田のシンボルカラーである臙脂(えんじ)色に、頭文字の「W」を模したデザイン。組み立て方の説明書もあり、スムーズに組み立てることができました。
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組み立ててみると、結構しっかりした造りであることがわかります。横にあるQRコードを読み取ると動画を最適化することができますが、オリジナルビュワーでなくても見ることができます。

河合隆史教授の研究室では人間工学の観点から積極的にVRの研究を行っているそうで、今回のプロジェクトもVRの普及と活用領域の拡大への貢献が期待されます。興味のある方はそちらも是非チェックしてみてください。

▼参考リンク
夢の融合プロジェクト 中央図書館25周年記念 VR(バーチャルリアリティ)動画
中央図書館開館25周年、源氏物語絵巻が仮想空間に浮かび上がる?

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