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VRの没入感が更にアップ! Googleが立体音響技術『Omninote』を公開

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by [2016年7月28日]

日に日に勢いを増していくVRですが、これはOculus RiftやHTC ViveといったHMDをつけることであたかも自分が仮想空間にいるような体験をすることができます。HMDに左目用の映像と右目用の映像をそれぞれ映すことで立体的に見えるようになり、HMDに搭載されているセンサーを使うことで頭を動かしてもその方向に映像も追従します。

同じように、VRでヘッドホンから聞こえる音も操ることができれば更なる没入感を体験できるはずです。Googleはそれを可能にできる『Omninote』という立体音響技術のオープンソースを公開しました。

Web上のVRコンテンツで立体音響を体験できる

『Omninote』では音を立体的に聞くことができ、どの方向からどの音が聞こえてくるのかがわかります。GoogleはこれをWeb上のVRコンテンツに実装し、立体音響のレンダリング技術をオープンにすることで広めてきたいと考えているようです。

具体的な技術としては、あらかじめ4チャンネルで録音されているSpatial media(空間メディア)とVRヘッドセットやスマートフォンの方向センサーから得られるデータがRotatorという部分に送られ、アンビソニックスという音の方向を再現することのできる技術で処理されます。その後8方向の仮想スピーカーに送られてレンダリングされ、ヘッドホンの左右に最適化されて出力となります。

『Omninote』で処理されたものをヘッドホンで聞くと、音の聞こえてくる方向がわかります。また、見ている画面に合わせて聞こえてくる音の方向も合わせて変化していきます。これでまさにその空間にいるような体験、没入感が大きく上がります!

デモ動画で凄さを体験しよう

このように文字で説明してもわからない部分も多いかと思います。Googleは2つのデモ映像を公開しています。こちらを見ることで視覚と聴覚の両方で没入感を体験できるはずです。

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どちらも楽器を弾いていたり歌を歌っていたりするので音の聞こえてくる方向がよくわかります。画面をドラッグすることで見ている方向を変えることができ、画面の動きに合わせて音の方向が変わっていきます。

環境によっては動画が重たいことがありますが、360°動画で多方向の音を処理しようとするとやはり重くなってしまうようです。これからはデータサイズを落とすことが課題になりそうです。

▼参考リンク
Omnitone: Spatial audio on the web
Googleによるデモ映像

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