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【Unity VR EXPO AKIBA】プレイヤーを検知「VR Walk & Run」「Wight Runner(仮)」

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by [2016年7月27日]

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vr_game_3dyoiVRコンテンツの魅力のひとつに、VR世界のアバターとプレイヤーの動きを一致させることができるというのがあげられるでしょう。一人称視点のゲーム(FPS)は酔いやすく、日本では広く受け入れられているとはいいがたい状況です。

VRは一人称視点に大きなアドバンテージを持っています。フィクション的な大げさなモーションをつけるのではなく、プレイヤー自身の動きをトレースすることによって、酔いを軽減しながら没入感を高めることができます。本記事では「VR Walk & Run ユニティちゃんになってVR世界を歩き回ろう」と「Wight Runner(仮)」をご紹介します。

▼目次
介護訓練VRシステムで寝たきりのおじいちゃんを車椅子に乗せる
リュック内にモーションセンサーを搭載、自由に空を舞う「飛べると!」
HTC Viveで「VR賽の河原」「SPACE TENNIS」
VR空間でイラスト描き「ペンタVR」「Intersubjective Supace」
プレイヤーの動きを検知「VR Walk & Run」「Wight Runner(仮)」
世界中の忍者ファンの憧れ!? 「忍VR」で印を結んで敵を撃破
華麗な演舞で魅せるアクションゲーム「CIRCLE of SAVIORS」

VR Walk & Run

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ハロウィンコスチュームユニティちゃんになってVR空間を歩き、通常衣装ユニティちゃんを救出するゲーム「VR Walk & Run」です。

Oculus Walk & Run – VRでユニティちゃんになって無限に歩いて遊ぶ

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使われているのはOculus RiftとLeap Motionです。そして「Unity Chanの足踏みで無限に歩けるやつ」(名称未定)と組み合わせることにより、その場でプレイヤーの歩数分、VR空間内のプレイヤーの分身ユニティちゃんも動きます。

現実のプレイヤーの小さなビニールプールの中で足踏みします。ヘッドマウントディスプレイをかぶっていると足元が見えなくなってしまいます。区切りがあることによって進みすぎていることが感覚でわかります。安全にちゃんと配慮されていて好感度が高いですね。

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Leap Motionでプレイヤーの手の動きを認識しています。ゲームの本筋とは関係ないのですが、マップ内を探索すると魔導書がみつかります。魔導書を手に入れるとカメハメ波のように炎を放つ魔法が使えるようになります。

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檻の中に閉じ込められているユニティちゃんを助けます。そのためには鍵が必要です。実際にプレイヤーが手を伸ばすことによって各種アイテムを手に取ることができます。

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ノーマルユニティちゃんと感動の対面です! が、このあと実はちょっとホラーな展開が……。

Unity VR EXPO AKIBA会場限定販売のUnity VRコンテンツDLカードの中に、「VR Walk & Run」は収録されています。まだ体験していない方でDLカードを購入された方は、ぜひ自宅でプレイしてみてください。

Wight Runner(仮)

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プレイヤーの体重の移動を検知して進む「Wight Runner(仮)」です。Oculus Riftと体重計(!)が用いられています。

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プレイヤーが座る椅子の中に体重計が仕込まれています。この体重計は「体重の偏り」、つまりどちらの方向にプレイヤーが身体を動かしているか(加重しているか)を計測してくれます。体重は表示されません(笑)

椅子の右手前にある黒い板はブレーキとジャンプを制御してくれる装置です。かかとを上げるとブレーキ、つま先を上げるとジャンプです。

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柱に遊び方が貼ってありました。順番待ちをしている間に目を通します。椅子の上でお尻を動かして体重を移動させることによって、VR空間内での自分も移動します。VR空間のコース上にはハートが配置されています。ゴールするまでにハートをたくさんゲットするのがゲームの目的です。すごく高い場所に配置されているハートもあるので、ジャンプとジャンプ台をうまく利用する必要があります。

よく見ると「耐荷重100kg」とありますね……さすがにセーフです、良かった(笑)3桁の大台に近い(もしくは突破してしまっている)方は、ポケモンGOでもプレイしてダイエットしてからWight Runner(仮)に挑戦してみてください!

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Wight Runner(仮)に使われている技術も解説されていました(下部にリンクを張っているブログにもさらに詳細な解説が掲載されています)。電子工作が得意な方ならすぐに再現できるのではないでしょうか。夏休みの自由研究のヒントになるかもしれませんね。

最初期の体験会で展示されていたVRコンテンツはコースター系が多い印象で、VR空間での移動と現実の移動が連動しておらず、結果脳が混乱して気持ち悪くなることが何度もありました。ですが最近では、プレイヤーの動きを細かく検知・解析しVR側に反映させることによって、「VR空間内を移動している」とプレイヤーに実感させながら、酔いを軽減させることに成功していると思います。本記事でご紹介した2つのコンテンツ「VR Walk & Run」「Wight Runner(仮)」は、身近なものを使って工夫しているいい例だと思います。大仰な仕掛けやエフェクトがなくともVRコンテンツは面白くなるという見本ですね。

▼関連リンク
Unity VR EXPO AKIBA
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遊んで航海記
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技術メモ11 体重計_前編(Arduino)
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