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【Unity VR EXPO AKIBA】HTC Viveで「VR賽の河原」「SPACE TENNIS」

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by [2016年7月26日]

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2016年7月7日に、HTC Viveの国内実機販売が始まりました。それによって、開発者だけでなく一般プレイヤーも能動的なVRコンテンツを簡単に楽しめるようになっていくでしょう。本記事ではHTC Viveの性能をうまく活用した、運動量が多めのVRコンテンツ「VR賽の河原」と「SPACE TENNIS」をご紹介します。

▼目次
介護訓練VRシステムで寝たきりのおじいちゃんを車椅子に乗せる
リュック内にモーションセンサーを搭載、自由に空を舞う「飛べると!」
HTC Viveで「VR賽の河原」「SPACE TENNIS」
VR空間でイラスト描き「ペンタVR」「Intersubjective Supace」
プレイヤーの動きを検知「VR Walk & Run」「Wight Runner(仮)」
世界中の忍者ファンの憧れ!? 「忍VR」で印を結んで敵を撃破
華麗な演舞で魅せるアクションゲーム「CIRCLE of SAVIORS」

VR賽の河原


「VR賽の河原」は、VR空間で鬼を倒しつつ石を積み上げるゲームです。

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デモよりも展示されていたバージョンのほうが「賽の河原」っぽい雰囲気がよく出ています。賽の河原というのは、三途の川の河原のことで、親より先に亡くなった子供が親不孝の罪で石を積み上げる責め苦を受ける場所です。塔が完成すれば解放されるそうですが、何度積み上げても鬼がやってきて崩してしまうので、努力は徒労に終わってしまいます……(最終的に地蔵菩薩によって救済される、という説もあります)。なんとも報われない話ですが、VR賽の河原では襲ってくる鬼に石を投げつけて撃退することができます。制限時間以内に積み上げた石の量でクリアランクが極まります。

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HTC ViveのHMDをかぶり、コントローラーを持ってゲームスタート。なんだかトング(火バサミ)片手にゴミ拾いをしている人みたいに見えますね(笑)

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VR空間内ではこのようにせっせと石を積んでいます。足元には次々と石が湧き出てきます。石にコントローラを向けてロックオン、トリガーを引くと持ち上げることができます。トリガーを離すとVR空間内の石も離すことができます。これを利用して、コントローラを振りかぶると任意の場所に石を投げつけることができます。

ならんでいるときは待ち時間が長く感じられましたが、実際にプレイしてみると制限時間のなんと短いこと! 適当に目についた石を拾って積んでいくだけではダメで、なるべく平べったい石を選び、大きさや置き方に配慮しないと途中で崩れてしまいます。特に土台となる一番下や下から2番目の石は、どっしりとしたものを選びたいです。

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が、このように途中で鬼が襲ってくるので、石を積み上げることだけに集中していられません。

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鬼は石を投げつけることによって撃退できます。雑魚鬼は1度あてれば倒せますが、ボス鬼は3度くらい石を当てなくてはなりません。石を積みつつ周囲を警戒し、ある程度鬼が近づいて来たら素早く適当な石を拾って投げつけてやりましょう。あまり遠距離だと石が届かない、もしくはコントロールミスで当たらないことが多い印象です。ボス鬼は何度か石をぶつけなくてはいけないので、雑魚鬼よりも遠い地点から投げ始めないといけません。

制限時間がくるとゲーム終了。積み上げた石の個数によってランクがきまります。途中までわりとたくさん積めていたはずなのですが、鬼に石をぶつけるのが下手で、ほとんど崩されてしまいました……。たしか4個だったと思います。私の前にプレイしていた方はスローイングが上手な上に動作が機敏で、8~9個積んでいました。鬼に石をぶつけつつ、石の塔を作るだけの単純なゲームですが、実際にプレイすると結構な運動量で息が荒くなりました。コントローラの操作に気を取られないので、純粋にゲームが楽しめます。視界が大きく動くこともないので、VRコンテンツ初心者にオススメの作品です。

SPACE TENNIS(仮)

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続いてはサイバーな雰囲気の宇宙空間でテニス型シューティングを楽しむ「SPACE TENNIS(仮)」です。上海在住のチームによって作られたコンテンツで、一定以上の得点を出せた人には上海のお菓子が配られました。

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待機列の人も楽しめるように、VR空間の様子が背景に映写されます。プレイヤーの後ろから映写することも可能ですが、プレイヤーが壁になってしまって影ばかりになるので、横から映写しているのだそうです。

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待機列からはこのように見えます。右利きなので写真には写っていませんが、右手側にHTC Viveのコントローラを握っています。ゲームは3つのパートにわかれています。前方からボールが飛んでくるので、規定回数打ち返したり、目標物に当てたりします。打ち返すのはさほど難しくありませんが、狙いを定めて目標物に当てるのは結構難しかったです。

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家族も親戚もリアルテニスが得意なのに、私は全然できません(笑)写真で見るとへっぴり腰でなんとも不細工ですが、これでもプレイしている私は真剣です。背景が宇宙空間なので、2005年に公開された『劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game』の、宇宙空間で手塚ゾーンを発動させて恐竜を滅ぼした手塚部長を思い出しました。(※参考画像

コントローラを持つ腕だけではなく、膝をかがめるなど全身を使ったので、ゲームが終了するころには息が上がって汗だくになっていました。ひょっとするとWiiスポーツと同じで、ゲーム上手な方がプレイすると、最小限の動きと手首のスナップだけでクリアできるのかもしれません。しかしせっかくのVRコンテンツなので、思い切り遊べてよかったと思います。「SPACE TENNIS(仮)」はほぼコントローラーを振るだけでいいので(強く打ち返したいときはトリガーを引く必要があります)、こちらもVRコンテンツ初心者にオススメです。他人をプレイを見ているときも、自分がプレイするときも面白い・楽しいというのがポイントです。

▼関連リンク
Unity VR EXPO AKIBA
immersive.jp
Unity VR EXPO AKIBAに出展します

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