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次世代VRHMDではFoveated Renderingが標準に? NVIDIAがアイトラッキングのSMIと提携

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by [2016年7月21日]

NVIDIAはアイトラッキング技術で知られるSMIと提携して、7月24日~28日にカリフォルニア、アナハイムで開催されるCGなどを扱う国際会議SIGGRAPH2016にて『Foveated Rendering(中心窩レンダリング)』のデモを行うことを発表しました。

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Foveated Renderingとは

Foveated Renderingとは、HMDをつけてVRを楽しむときに、視線の中心は高解像度で、周辺は低解像度でレンダリングするという技術です。

VRはその没入感を得るために、非常に広い視野角で高解像度のグラフィックスを高フレームレートで表示しなければいけないので、負荷がとても大きくハイスペックなPC、またはGPUが必要なのです。

人間の視野角は左右120°程度といわれてますが、実際に文字や形状などを認識できるのはその半分もないのです! そのため漠然と見ている周辺視野と呼ばれる部分を低解像度で表示しても問題はありません。これによりそこそこのスペックのPCでも快適なVRを楽しめるようになります。

HTC ViveにFoveated Renderingを搭載

SMIはアイトラッキングによってユーザーの視線を追跡し、視野を3段階にわけ、周辺の解像度を落とすことで250Hzでの描画を可能にし、遅延の大幅な低減を実現しています。NVIDIAはこれをHTC Viveに搭載してデモを行うようです。

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第1世代VRHMDのHTC ViveやOculus Riftには、アイトラッキング技術によるFoveated Renderingが搭載されていませんが、業界大手のNVIDIAがFoveated Renderingを採用したことで、次世代のHMDはFoveated Renderingが搭載されていることがデフォルトになるのでしょうか。

▼参考リンク
SMI
SIGGRAPH 2016

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