002

【BitSummit 4th】VRゴーグル×乗り物の可能性~The Gunner of Dragoon~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2016年7月11日]

003
001
2016年7月9日~10日の2日間、京都市勧業館みやこメッセにてインディーゲームの祭典「BitSummit 4th」(BitSummit2016)が開催されました。初日午前はあいにくの土砂降りでしたが、午後からは天候も回復し大勢の人が訪れ、通路はすれ違うのも苦労するほどの人混みとなりました。

▼目次
VRゴーグル×乗り物の可能性~The Gunner of Dragoon~
現実とVR空間での動きが一致しているから遊びやすい~BUDGET CUTS~
初体験でてんてこまい!自転車にスノーボード、スポーツ体験も超楽しいVRで!
Oculus Riftも負けてない!? アイディア勝負のインディーゲーム
「とっとこドルアーガ」「プリンキピア」リリースが待ち遠しい個人開発アプリ

▼関連記事
BitSummit 記事一覧

The Gunner of Dragoon(ガンナーオブドラグーン)

002入場して一番最初に並んだのは「The Gunner of Dragoon(ガンナーオブドラグーン)」です。7月7日にあったHTC Viveの公式発表会でも体験展示されていた作品で、数あるインディーVRゲームの中でも抜群の完成度を誇っているといえます。

製作者の野生の男さんは「パンツァードラグーン」(セガ)の大ファンだそうで、ガンナーオブドラグーンはパンツァードラグーンをオマージュして作られたシューティングゲームです。プレイヤーはドラゴンの背に乗り、進行方向の左右から襲ってくる敵を、接触してしまう前にすべて撃ち落とすのが目的です。乗馬マシンに乗ることによってとんでもない臨場感を味わうことができます。

シューティングと聞くと難しそうなイメージが浮かぶかもしれませんが、操作方法は非常に単純で、敵にコントローラーの先を向け、トリガーに人差し指をひっかけて引くだけです。また敵からの攻撃がないため銃撃に専念できますし、敵の接近速度がかなりゆっくりですし、銃はリロードが不要な光線銃タイプですので、普段まったくゲームをされない方でもゲームオーバーを気にせず気軽に楽しむことができるでしょう。

The Gunner of Dragoon for HTC Vive

酔わないので万人にオススメ!

003
ガンナーオブドラグーンは、上の写真のように乗馬マシンにまたがって遊びます。プレイヤーには、画面手前にあるPCモニタに映っている映像が見えています。画面内の水色のラインはプレイヤーが撃った光線の軌跡です。乗馬マシンの正面に設置されている扇風機(小型サーキュレーター)の送風によって、本当にドラゴンの背にまたがって大空を滑空しているように感じられます。

004
コントローラーは2つとも使用します。VR空間内では二丁拳銃を構えている状態です。写真では右手側(ピンクの矢印の方向)を見て撃っていますが、視界の外の左手側の敵も同時に撃つことができます。たぶんこのときは、自分の右斜め前の敵にかなり接近されてしまっていたんだと思います(笑)

銃撃の反動があるわけではないので腕を伸ばす必要はまったくないのですが、ついつい熱が入ってこんな姿勢になってしまいます。撮っていただいた写真を見直していてふと思い出したのですが、学生時代にWii Sportsのテニスで遊んでいたときに、運動神経のいい弟や従姉妹は手首のスナップだけでボールを打ち返していたのに対し、私ひとりWiiリモコンをむやみやたらと振り回して汗まみれになったことがありました。10年経ってもまったく成長していません。でも腕を伸ばしたほうが照準は合わせやすいと思います。

005 006
非常に躍動感のある写真ですね(笑)両サイドから敵が大量にせめてきたので、片手で処理しきれず、片側ずつ両手で連射しました。微妙に体勢が後ろに反っているのは乗馬マシンに揺られているからです。両手でコントローラーを操作するので姿勢保持が難しいのではないかと思いましたが、全然そんなことはありませんでした。

また乗馬マシンで揺さぶられるので気分が悪くなるのではないかと心配になりましたが、3D酔いはまったく起こりませんでした。視界に映るもののほとんどは空で、めまいを起こすような急激な変化は皆無(強いていうならゲームスタート時にドラゴンが下降するシーンのみ)です。また思い切りユッサユッサと揺れていますが、写真の通り自然と身体が姿勢を保持しようとするんですね。運動神経の悪さには定評があり、競技用自転車をこぐことができない私ですが(別記事で詳しく書きます)乗馬マシンからずり落ちたり振り落とされたりすることはありませんでした。

007
片手持ちでプレイをするとこんな感じです。実は7月7日の体験会では、両手持ちにまだ対応していませんでした。「BitSummitではマイナーチェンジ版を展示します」とうかがっていたので楽しみにしていたのですが、まさか両手で銃を操ることができるようになっているとは思っていませんでした! 

小学生の絵日記のようで恐縮なのですが、「とても楽しかった」としか言うことがありません。私は2回目の体験ということもあり、敵を倒すことに夢中になって般若のような形相をしていますが(笑)実際には、笑顔と歓喜の叫びが絶えないブースでした。おそらく一般の方だと思うのですが関西弁の男性が大爆笑しつつ「これゲーセンにあったら絶対面白いわー!」と大声で叫んだのが、かなり離れたところまで聞こえてきたのが印象的でした(笑)私も初めて体験したときは人目をはばからず大騒ぎしてしまいましたから、その興奮はよくわかります! アトラクションとして面白いので、いつか全国のアミューズメント施設で遊べるようになる日がくるのを私も祈っています。プレイヤーだけではなく周囲の人にも「楽しさ」が自然と伝わっていくのが素敵でした(実際、本記事で使用した写真のほとんどに見物している通行人が映っていました)。

予想外発見賞(BITSUMMIT SERENDIPITY AWARD)受賞


会場ではすべての出典物に対して投票が行われたのですが、ガンナーオブドラグーンは「予想外発見賞(BITSUMMIT SERENDIPITY AWARD)を受賞されました。おめでとうございます。

もし機会がありましたらいろんな方に体験していただきたいVRゲームです。酔いやすい人でも楽しめます。オススメです。

▼関連リンク
BitSummit 4th
京都市勧業館 みやこメッセ
Circle Hyderangea
野生の男(Twitter)
野生の男(Vine)

PageTopへ