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SAMSUNGが新たなサービス『Classroom in a Box』~ICT教育へのアクセスをより簡単に~

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by [2016年7月11日]

step2先生が書いた黒板を一生懸命ノートにカキカキ……。もうそろそろ、そんな時代は終わりを迎えるかもしれません。

SAMSUNGが学校教育の場に革新的なITサービスを展開することを発表しました。その名も“Classroom in a Box”です。

IT化するだけではダメだった

この事業はMcGraw-Hill Education(マックグロー・ヒルエデュケーションコーポレーション)との協同で行われているもので、このような調査がすでに発表されています。

According to a recent survey of K-12 teachers conducted by Samsung and GfK, 91 percent of teachers feel that access to up-to-date training on how to use technology in the classroom is important to achieving success. Based on the survey findings, 81 percent of teachers agree that technology in the classroom enables students to get more hands-on experience during lessons. However, 60 percent of teachers feel they are inadequately prepared to use it.

要約すると海外の初等・中等教育の教員達はこのように感じているようです。

  1. 教室内で最新テクノロジーの操作性をいつでも学べる状況を作ることは生徒にとって重要である……91%
  2. 教室内にテクノロジーを活かすことは、授業中に生徒達がより実践的な経験を積むことができる……81%
  3. 教員側がテクノロジーを活かすための準備がまだできていない……60%

教育現場に最新のテクノロジーを持ち込むことは、生徒側にとってより効果的な学習につながると多くの教員が確信している一方で、それに対するスキルが十分に身についていないとの懸念が示されています。

そこで、SAMSUNGは教員達が学校で、テクノロジーを駆使して基本的な指導から応用的な指導ができるように、教員達をサポートするサービスを開始しました。簡単にいってしまえば、教員用テクノロジースキル向上プログラムといったようなものでしょうか。

では、具体的にはどのようにしてスキルの向上を狙うのでしょうか。そこには、5つの段階があります。

STEP1:基礎の充実
STEP2:直接講義による指導
STEP3:オンデマンド形式の学習
STEP4:コミュニティの作成
STEP5:サポートセンターの設置

特に、私が効果的だと感じたのは、コミュニティの作成です。同じ境遇にいる教員達でテクノロジーを駆使した際の成功体験をお互いに共有する場があるというのはとても重要で、成功体験だけでなくお互いにアドバイスをできる環境であることも利点だと思います。

ICT教育が少しずつ、市民権を獲得していく中で“教員の質を上げる”という視点が確かに見落とされてきた部分なのかもしれません。これまでは、ICT教育を導入したが、教員がそれを十分に使いこなすスキルがないことも問題視されてきました。このサービスの普及を機に、より多くの学校でICT教育が進んでいくのかもしれません。

▼参考リンク
SAMSUNG Announces Classroom in a Box to Transform Classrooms with Digital Solutions for Increasing Student Achievement

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