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自然な音の世界を把握できる!360度補聴器『オープン』

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by [2016年7月20日]

opn補聴器製造メーカーのオーティコンから、360度の音を聞き取ることのできる革新的な補聴器『オープン』が発売されました。
従来の補聴器では複数の音がある環境では正面の音のみを拾い、その他の音は完全に遮断していたため、真正面にいる一人としか会話ができなかったのですが、オープンはどこが革新的なのでしょうか?

正確な定位を実現するエンジン

オープンのエンジンであるべロックスプラットフォームの搭載により周囲の音声を正確にそして素早く処理することができます。
べロックスの機能はオープンサウンドナビゲーターと音空間認知機能LXの二つです。
前者は、1秒間に100回以上周囲の音環境を分析し、500回情報を更新しています。そしてその環境にある音源一つ一つのバランスをはかることで、ユーザーが不要な騒音に邪魔されることなく、聞きたい会話や音に自在に関心を切り替えられるようになっています。
音の聞き取りに欠かせない情報が距離と方向ですが、この把握に役立っているのが後者です。従来から200%処理能力が向上した両耳間通信機能により、音源の方向と距離を特定して追跡しています。騒がしい環境であっても正確に左右の耳に届く音の音圧差を再現することで、正確に音情報を取得できるのです。

これほど高性能ながら、オープンはとてもコンパクトです。耳にほとんど隠れるので、装用しても目立つことはありません。さらに防水・防塵の国際保護等級を取得しており、ほこり、耳あかなどの補聴器内部への侵入や天候の心配も無用です。
オープンは8色展開となっており、カラーバリエーションも豊富になっています。きっとみなさんの好みのものが見つかるでしょう。

様々な効果が期待できる!

オープンを使用すると、従来の補聴器使用時と比較して、疲れにくさ20%、会話の覚えやすさ20%、そして会話の理解が30%向上すると言われています。
正面の音しか聞き取れない場合、音の情景を把握できず聞きたい声を聞くこともできません。人は脳で音を聞いているので、聞きたい声を聞くことができないと脳が疲れを感じてしまうのです。また、聞き取った音については意味を理解しようとし、欠けた情報を補完しようとします。その際にも脳は疲労していきます。
オープンは高速かつ正確にバランスのとれた音情報を届けてくれるため、脳の認知機能への負担を軽減できるのです。それにより会話を交わすために必要な記憶力、すなわち、 会話の内容を覚え記憶や経験の情報と結びつけるという働きに余裕が生まれます。このようにして脳の疲労を軽減し、会話の理解や記憶が助長されるのです。それに加えて、会話に余裕を持つことで楽しめるようにもなります。

補聴器もIoTに

オープンは世界初のインターネット接続可能な補聴器でもあります。スマートフォンやタブレットを始めとして、家中のあらゆるキッチン家電の音や情報を補聴器で聞くことができるのです。家電のスイッチのオンオフを聞くことができたら便利ですよね。
また、1台の補聴器に2つの通信システムを組み込んだTwinLink技術を搭載したことで両耳間の通信が強化されました。スマートフォンの音をこの通信を用いて聞けば、ワイヤレスヘッドフォンのような機能を果たすことが期待されます。

オープンの登場により、みなさんの今までの補聴器の概念を覆されたことでしょう。この新技術を通して、難聴者の方がより自然でストレスの少ない生活を営めるようになりそうです。

▼参考リンク
オプティコン オープンサイト

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