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参加チームがVRコンテンツを披露! Tokyo VR StartupsがDemo Dayを開催

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by [2016年7月06日]

tvs_kunimitsu モバイルゲーム大手のgumiの子会社のTokyo VR Startups(TVS)は6月30日に東京・秋葉原で、同社が主催・提供するインキュベーションプログラムに参加した6チームの最終発表デモをメディアや投資家向けに公開した。個性豊かな各チームのデモの様子を報告しよう。

VRコンテンツはここまで来た

 InstaVRが制作した『InstaVR』は、360度カメラで撮影した映像をブラウザ上でVRアプリにできるツール。サービスの開始は2015年12月だが、ドバイやルーマニアなど海外を中心にすでに1,300以上の顧客を抱えている。海外では観光向けのVRを作成したいというニーズが多いが、顧客の約5%程度を占める日本では、不動産の内見などが人気だ。無料で使えるプランは自社広告が表示されるが、2万円ほどの有料サービスでは広告の表示がないという。
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 ハシラスが制作したアトラクションゲーム『Hashilus』は、乗馬を体験できるVRゲーム。ヘッドマウントディスプレイを頭につけ、ロデオマシーンにまたがると、ゲームが始まる。揺れ動くロデオマシーンの上で、手綱部分を上下に動かすことで加速し、ゴールを目指す。複数プレイヤーで対戦できるため、かなり盛り上がる。筆者も体験してみたが、ロデオマシーンがかなり揺れるため、振り落とされないように注意しなくてはならないほどだった。
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 よむネコの『エニグマスフィア~透明球の謎』は、ヘッドマウントディスプレイをつけたプレイヤーが、コントローラーの操作で移動したり、掴んだハンマーを振り下ろしたりしながら、透明球を割ってダンジョンを進んでいくVRゲームだ。同時にゲームをしている他のプレイヤーと協力しながら、ステージをクリアすることができる。こうしたソーシャル要素もVRゲームの大きな魅力だろう。移動を少なくしたり、視界に入る情報量を気をつけるなどしたりして、酔いが出ないように工夫しているという。
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 桜花一門が制作したVRホラーゲーム『Chain Man』は、ゲーム内での自由な移動や、高所からの落下など物理エンジンによるリアルな重力感など、VRならではの体験を味わえる。また、これまでに20本のVRゲームを制作した経験を生かし、激しい動きを制限ずるなど、プレイヤーが酔わないゲーム作りをしている。当面は、本体にLEDが内蔵されているPlayStation VR向けに開発を進めていくという。実際にデモを体験してみたが、ゾンビが襲い掛かってくる場面は臨場感があった。
 IcARusの『ELFY』は、360度の全天球カメラを搭載した「自撮りのできる」ドローンだ。航空法上の飛行ルールで規定されている200グラム未満に軽量化されているため、街中でも自由に飛ばせるという強みもある。ヘッドマウントディスプレイと連動させて、飛行中のドローンが撮影する映像をリアルタイムでチェックできる機能もついている。360度カメラを使った自撮りや、ドローン飛行を一気に普及させる可能性すら感じる。

第二期TVSの参加チームを募集中

tvs_kuni_tipa1 デモイベントでは、gumi代表取締役社長で、TVSでも代表取締役を務める國光宏尚氏(左)と、VRインキュベーションプログラム『River』の立ち上げ人でThe Venture Reality FundのTipatat Chennavasin氏(右)が登壇し、VRビジネスがゲームやエンターテインメントのみならず、医療や教育、建築といった領域にまで広がりを見せていることを報告する場面もあった。
 今回のイベントでTVSの提供するインキュベーションプログラムの第一期は一つの区切りを迎えたわけだが、早くも第二期の参加チーム募集が7月1日から開始されている(締め切りは7月29日)。盛り上がりを見せるVR業界に飛び込んでみたいと考えている起業家志望者は要チェックだ。

▼参考リンク
Tokyo VR Startups

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