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アイドルカレッジの実写VR撮影現場に潜入! VR配信プラットフォーム『EINYME』

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by [2016年7月08日]

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EINYMEのロゴ

 株式会社THETAがファンビジネス特化型のVR配信プラットフォーム『EINYME』を公開した。EINYME(エイニーミー)は、“Japanese IDOL” という日本の文化を、世界中のあらゆる人に、時間・空間を超えて体験してもらうための「実写」にこだわったサービスだ。
 THETAは「実写を仮想化する立体視・立体音響」「VRの撮影・編集・合成技術」「高負荷に耐えるコンテンツ配信」を実現するスペシャリストで構成されており、EINYMEで配信されるコンテンツは180°/360°のステレオ映像、4K解像度というクオリティになっている。視聴方法はGear VR/Oculus Riftの他、対応デバイスを拡大していく予定。また事業者向けアカウントも用意されており、実写VR映像を使ったファンビジネス事業者には、マネタイズの有力な選択肢となりそうだ。2016年12月には、ユーザー自身が配信チャネルを自由に設定可能になる見込み。

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EINYMEのトップページ(PC)


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EINYMEのトップページ(スマホ)

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EINYMEのコンテンツ詳細ページ(スマホ)

 そしてAPPREVIEWでは、公開直前のタイミングで、EINYMEのローンチコンテンツとなるアイドルグループ『アイドルカレッジ』のVR撮影現場を取材する機会を得た。この未知なるコンテンツ制作の模様をTHETAの鈴木氏や高橋氏、さらにアイドルカレッジのメンバーの話を交えつつご紹介したい。※アイドルカレッジもこのアカウントの1つ

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鈴木雅彦氏(左)株式会社インクスにて3Dモデリングソフトの設計業務に従事後、ウェブ制作会社にてUXデザイン、IAなどの上流工程を担当。株式会社THETAでは、様々なオケージョンにおけるVR/ARを使った Experience Design を担当し、視覚刺激の認知特性を活かした研究なども行う。
高橋英介氏(右)ポストプロダクションにて、Inferno Editorとして従事。その後Directorへ転身。TVCM、MusicVideo、CI、企業VP、LIVE送出映像などの映像ディレクションを手掛ける。株式会社THETAでは、実写VR映像コンテンツの企画、演出、撮影、編集、合成加工など全般を手掛ける。

実写VRの撮影現場に潜入!

 アイドルカレッジ(アイカレ)は、これまで芸能活動をしていなかった女の子たちを、歌唱、ダンス、演技、お笑いなどのスキルアップを図りながら、イベントを通して成長させていくプロジェクト。2016年10月からは結成7周年を記念した「7大都市ツアー」の開催が決定している。

 今回撮影されるVRコンテンツは、アイドルカレッジの各メンバーがファンイベントの直前/直後に「あなたにだけこっそり会いにきた」というシチュエーションだ。撮影の際に驚いたのは、演技はすべてアドリブで台本が無いこと(!)。撮影前に交わされるのは、高橋氏からの注意点がいくつかとメンバーからの簡単な質問のみ、時間にして数分だった。この点を鈴木氏に聞いたところ、台本があるとリアルでは無くなってしまうとのこと。例えば、意図せずに発生してしまう“長すぎる沈黙”でさえも、実写VRでは効果的な演出となるのだ。そういう意味では、全ての演者にとって一度しかない「初体験のVR撮影」は貴重と言えるかもしれない。

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撮影は、東京・秋葉原にあるアキバ☆ソフマップ1号店8FのMAP劇場にて行なわれた

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撮影前にCTOの高橋氏よりディレクションを受ける石塚汐花さん

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固定したカメラとの距離、より立体にみえるポイントでの演技が重要となる

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撮影を待つ他のメンバーも熱心に見守る

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続いて撮影に臨む川音希さん

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川音さんは恥ずかしいとの理由でメンバーの見学はNGだった

リアルな距離感でドキドキしてください!

VRコンテンツの撮影はいかがでしたか?
石塚 とても緊張しました。カメラを人に見立てるまでが大変で、始めは2~3テイクかかることもありました。キスシーンでは泣いてしまいました。
川音 やらないと終わらないので(笑)、とにかく慣れるしかないと思いました。
石塚 そうそう! 結局見られるなら、いいものを届けたいですよね。

撮影でやり残したことはありますか? 今後VRでやってみたいことは?
石塚 「後ろから目隠し」みたいなVRにあった技(演出)をいろいろ見つけていきたいです。ファンの皆さんの反応が楽しみです。
石塚&川音 恥ずかしかったけど一生懸命撮りましたので、ぜひ楽しんでドキドキしてください!

EINYMEの強みは何ですか?
鈴木 EINYMEで配信されるVRコンテンツのリアルな距離感には、私の専門である認知科学の研究やUXデザインの経験が活きていると思います。今回のコンテンツに関して言えば、実際のアイドル/ファンとの距離を、HMDを装着することで極限まで近く感じられるようにし、全く新しい体験として提供できることにあります。

撮影機材を教えてください
鈴木 撮影機材の選定からセッティングも弊社のノウハウの結集ですので、申し訳ありませんが企業秘密になります。ムービーカメラマンや撮影機材業社と連携を図りながら、実写VR撮影に最適なカメラを選定し、映像のクオリティをあげられるよう研究を重ねています。

EINYMEはどのようにマネタイズしますか?
鈴木 EINYMEでは、アイドルカレッジさんのように、熱心な固定ファンがいるところに、良質なVRコンテンツをお届けしていきます。尺にして1分〜3分前後のVRコンテンツを、シーンやテーマに分けてラインナップし、例えば、全編購入頂いた方には特典映像をご用意することも検討しています。
 プラットフォームとしては、各事業者さんに自由にチャンネルを持って頂き、そこから手数料を頂くビジネスになります。もちろん、テーマ設定やVR撮影を弊社へお任せ頂くこと(受託サービス)も可能です。

今後の展開についてお聞かせください
鈴木 VRの大きな課題は「体験しないと分からない」ことです。そこでEINYMEでは、VRコンテンツの体験機会を増やしていきたいと思っています。全国ツアーの際に、体験ブースを設置したり、アイドルグループオリジナルのGoogle Cardboardやハコスコを買えるようにしたりといったことも検討していきたいですね。今後のEINYMEにご期待ください。

社長も思わずのけぞった

 最後に、7月7日の七夕にソフマップで行なわれたライブイベントにて、アイドルカレッジの実写VRコンテンツがひと足早くお披露目されたので、その模様もお伝えしよう。
 浴衣姿のアイドルカレッジが全8曲を披露し、会場の興奮も冷めやらぬ中、ステージに現れたのはなんと事務所の社長! ファンの前でGear VRを装着し、メンバーの石塚さんの実写VRコンテンツを体験した。

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アイドルカレッジからEINYMEのローンチと自らの実写VRコンテンツについて告知が行なわれた

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すでにコンテンツの内容を知っているはずの社長がこのリアクション! 会場は笑いに包まれた

▼参考リンク
ファンビジネス特化型VRコンテンツ配信サイトEINYME
アイドルカレッジオフィシャルサイト
店舗情報 アキバ ソフマップ1号店 | sofmap.com

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