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Facebookの自殺防止ツールが日本でも利用可能に! 友達の異変に気づけるのはあなたかも

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by [2016年7月05日]

04世界で10億人以上が利用しているFacebookが、自殺が危惧される友達や家族を救うための「自殺防止ツール」の日本語版を発表しました。

世界的に自殺者数は年々増加傾向にあり、自殺を防止することが大きな課題となっています。SNSが私たちの生活の中に深く浸透している現在、そこへの投稿が私たちの心の状態を表すものの一つとなっているといっても過言ではありません。

心配な友達がいたら

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Facebookがアメリカで試験運用していた「自殺防止ツール」が、6月29日より、日本でも利用できるようになりました。心配な友達の投稿を見つけたら、該当投稿の右上の「▽」からFacebookに報告することができます。ここから「この投稿を報告」→「○○さん(投稿者)を助けたい」→「自傷行為をほのめかしている」を選択します。

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すると、Facebookは次のように提案をしてくれます。

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これまでは英語にしか対応しておらず、その他のユーザーは「自殺に関するコンテンツを報告」という専用のフォームを利用しなくてはいけませんでした。しかし、今回のアップデートで日本語版でも簡単に報告を行うことができるようになったのです。

友達が自分の投稿を報告してくれたら…

このツールを使って友達から投稿がFacebookに報告されたユーザーには、次にログインした際に、「(あなたの投稿)を読んで、何か悩みを抱えているのではないかと心配している人がいます。」というメッセージが表示され、そのユーザーのサポートとなるツールや情報を提供してくれます。

友達と話す
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ヘルプラインに連絡する
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ヒントやサポートを得る
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スキップ
自分への心配が誤解であった場合は、スキップをタップすることで通常通りのニュースフィード(ホーム画面)に移動します。

このツールには、世界各地のパートナーが協力しており、日本では、「日本いのちの電話連盟」「特定非営利活動法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター」が協力しています。また報告内容には、Facebookのチームが年中無休で対応するとのことで、自傷や自殺などのようにきわめて深刻な事例は優先的に対応してくれるそうです。

このようにFacebookは友人や家族との繋がり大事にするという原点回帰的な方策をとっています。私自身も、Facebookではありませんが、Twitterなどで、ネガティブな投稿、いわゆる「病みツイート」をしてしまうことがあります。

このように投稿されている内容のワードだけを追えば、「つらい」や「死にたい」「マジ無理」などと自殺をほのめかすものが含まれていますが、私の友人で私のこのツイートを見て、「やばい!助けなきゃ!」と思う人はおそらくいないでしょう。人工知能やビッグデータをうまく利用できれば、友人からの報告など必要ないかもしれないとも思いましたが、やはり投稿の文脈やその人の人柄を知っていなければ、その書き込みがどの程度重大なものなのかは、機械には判断できかねるのではないかと思いました。現段階では、やはり大切なのは人と人との繋がりで、技術はそれをサポートするものなのだと感じました。

▼参考リンク
Facebook newsroom「自殺を防止するため世界中で自殺防止ツールを発表、 日本語版も利用可能に」
Facebook ヘルプセンター
自殺に関するコンテンツを報告

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