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人工知能で働く人の幸福感の向上を目指す『Hitachi AI Technology/H』

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by [2016年7月04日]

「ブラック企業」なんて言葉が生まれ、企業も従業員の幸福度について考えなくてはいけなくなった今日このごろ、日立製作所(以下、日立)がAIを活用し従業員の幸福度を向上させる取り組みをスタートした。

AIのアドバイスで日本の会社が変わる!

日立が今回の取り組みで使用したのは同社の人工知能「Hitachi AI Technology/H」(以下、H)。このAIに日立グループ営業部門の人材約600人のデータを分析させることで実証実験を行った。実験は、従業員が名札型ウエアラブルセンサーを装着し、行動データを時間帯・会話相手などいくつかの項目で細分化し、Hに入力するという方法で実施されている。
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Hは収集した情報を分析することで、職場でのコミュニケーションや時間の使い方など、一人ひとりの幸福感の向上につながるアドバイスを自動的に作成し配信する。社員は、スマートフォンやタブレット端末から日々のアドバイスを確認し、職場での行動に活用することが可能とのこと。
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配信されるアドバイスは「Aさんとの5分以下の短い会話を増やしましょう」「上司のBさんに会うには午前中がおすすめです」などかなり具体的な内容。Hからのアドバイスを実行することで、従業員一人ひとりの幸福感が高まり、それに伴い、生産性も向上することが期待されている。

今回の実証実験以前から、日立は人や組織の活性度、幸福感と、生産性の関係性を研究してきた。今回の実験も、2015年に開発された名札型ウエアラブルセンサーで得た行動データから幸福度を計測する技術を利用し行われた。

ちなみに、Hを活用した企業の経営課題解決支援サービスもすでにスタートしており、株式会社三菱東京UFJ銀行や日本航空株式会社など13社において、組織活性度および幸福感の向上というテーマの下、実証実験やシステム導入が行われているとのことだ。

●参考リンク
人工知能を活用し、働く人の幸福感向上に
有効なアドバイスを自動作成する技術を開発 日立グループの営業部門約600名を対象に試行を開始

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