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オリンピックに向けて防災意識を高めよう! VRで災害時を徹底シミュレーション

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by [2016年6月28日]

フォーラムエイトが、2016年6月、台北・上海・ソウルの三都市で防災VRセミナーを実施しました。

ここでは避難解析の国際的権威であるエドウィン・R・ガリア教授(英国グリニッジ大学)が招かれ、教授は避難・火災解析ソフトの最新機能や事例と、VRを活用した様々な防災ソリューションを紹介しました。

彼はパリ同時多発テロや2020年の東京オリンピック開催等をふまえ、大都市における避難対策についての考察を発表しています。

緊急時の避難経路を徹底解析

グリニッジ大学の火災安全工学グループ(FSEG)で開発されたソフト(EXODUS・SMARTFIRE)が避難・火災解析には非常に役立ちます。

EXODUSは非常時・常時の人々の動き・行動を評価するコンピュータベースの実験室です。EXODUSにはコンサルティングサービスとして提供されているair EXODUSの他に、building EXODUSとmaritime EXODUSの二種類あります。基本的に前者は熱、煙、有毒ガス等の影響を受け室内から避難する各個人の経路を追跡する一方、後者は指定集合場所に集まり、船を離れる順番を待つ各乗客の経路を追跡します。後者では更に乗客が熱、煙、有毒ガス等の影響を切り抜けられるかの予測や沈没の段階をシミュレートも可能です。どちらも適用可能案件は多く今後の展望が期待されますが、オリンピックを控えていることを考えると建物内に大勢の人がいる場合の避難シミュレーション(building EXODUS)のほうが直近の必要性は高くなってくるのではないでしょうか。
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SMARTFIREは高度な計算流体動力学(CFD)の火災シミュレーション環境です。20年以上のCFD火災モデリング経験に基づくもので、火災シミュレーションツールとして開発されました。

VRはこうして役立つ!

EXODUS・SMARTFIREにより、火災などさまざまな条件・環境の建物内から避難する各個人の経路を検出・追跡した解析結果をVRとして表現するのが、UC-win/Roadのシミュレーション機能です。

UC-win/Roadは三次元リアルタイム・バーチャルリアリティソフトです。このソフトを使うことで大規模な空間をリアルタイム表示することができます。複雑な道路構造を精緻に作成できるので再現度がとても高いです。
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これらのソフトを用いれば、災害時を想定したシミュレーションが非常にリアルに実行できるので、いざという時も落ち着いて行動できるでしょう。

2020年には東京オリンピックもあり、訪日外国人数も倍増すると思います。そのようなときに備え、VRで防災意識を高めておくのはとても重要ではないでしょうか。

▼参考リンク
フォーラムエイト、台北・上海・ソウルで防災VRセミナーを実施

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