LEXUS LF-FC

バックミラーがなくなる!?『ミラーレス車』の設計・製造が可能に

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by [2016年6月27日]

国土交通省より、6月18日から道路運送車両の保安基準が改正され、バックミラーの代わりに「カメラモニタリングシステム(CMS)」を使用することが可能になったと発表されました。つまりCMSを搭載することでバックミラーなどが無い自動車、『ミラーレス車』が国内で解禁されることになります。

これは2015年、国際連合の「自動車基準調和世界フォーラム」ですべてのミラーを電子ミラーで代用できることが決まったためです。これから世界中で『ミラーレス車』が普及していく可能性は高いでしょう。

ミラーレス車とは

『ミラーレス車』とは、その名のとおりミラーのついていない車のことです。バックミラーやサイドミラーの代わりにカメラとモニタを使うことで後方確認を行います。カメラをミラー代わりにすることで、ミラー部分の出っ張りもなくなるため車のデザインも新しくなる可能性があります。

そして実はすでに『ミラーレス車』というコンセプトは発表されています。最近では今年の1月に開催された多くの新製品が発表される「CES」で、BMW i8 Mirrorlessが発表されました。
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3台のカメラ映像を組み合わせてバックミラーの位置にあるモニターに映し出すことでミラーレスを実現しています。もともとサイドミラー2つとバックミラーの計3つを見なければならなかったのに対し、1つのモニターを見るだけで後方確認をできるので色々と視線を変えずにすみます。さらにサイドミラーよりも薄く小さくなるため、空気抵抗も小さくなり燃費にも良い影響が出そうです。

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ほかにもテスラ・モーターズやレクサスなどがミラーレスのコンセプトカーを発表しています。
日本ではミラーレス車の製造が可能になりましたが、まだ生産の発表はありません。第1号はいったいどこのメーカーから発売されるのか楽しみですね。

ミラーレス車の期待と不安

たとえば雨の日などはガラスやミラーに水滴がついて見にくかったり、狭い道や駐車スペースではミラーをしまわないといけないこともありますよね。その点『ミラーレス車』ではカメラとモニターなので見にくくなることはなく、いちいちしまう必要もありません。

一方でカメラとモニターは壊れる可能性があります。走行中に故障した場合はとても危険といえます。さらに鏡と違って壊れたときの修理費も大きく変わってくるでしょう。

今までには複数のカメラから撮影した映像をつなぎ合わせることで車を真上から見たように表示する技術や、駐車のときに便利なバックモニターなどが採用されてきました。そして現在は自動ブレーキが普及しつつあります。これに加えてミラーレスも普及していくことで自動運転が実現にまた一歩近づくのではないでしょうか。

▼参考リンク
BMW i8 Mirrorless
LEXUS LF-FC

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