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ドライバーの運転集中度がわかる!? オムロンのAI搭載センサーでドライブに革命を!

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by [2016年6月07日]

オムロン株式会社が独自の画像センシング技術に最先端のAI技術を組み合わせた世界初の車載センサーを公開した。自動運転技術の開発が進む中、新たに発表されたこのデバイス、一体我々のドライブをどのようにサポートしてくれるのだろうか。

AI搭載車載センサー その実力は?

オムロンのAI搭載車載センサーの特筆すべき機能、それはドライバー運転集中度センシング技術だ。この技術は、オムロン独自の高精度な画像センシング技術に最先端のAI技術「時系列ディープラーニング」を取り入れることにより、カメラで撮影した映像から、運転手が運転に適した状態かをリアルタイムにレベル分けして判定するというもの。それにより、運転手の状態に合わせて自動車の制御を行うことが可能となるとか。
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将来、自動運転が導入された暁には、運転手の様子に合わせて自動運転と手動運転を安全に切り替えたり、運転手の異常発生時に車を安全に停車させることなどが出来るようになる予定だ。

ドライバー運転集中度センシング技術の特徴

今回オムロンが発表したドライバー運転集中度センシング技術には大きく分けて3つの特徴がある。

1.運転に適した状態かをリアルタイムにレベル別に判定

先ほども説明したレベル分け判定システムは様々な場面で活躍することが出来る。例えば、高速道路で自動運転をしている際、どれくらいの時間で運転に復帰できるかを基準に「運転復帰レベル」として、リアルタイムにレベル別に判定したり、手動運転時には運転手の行動/状態を「どれくらい安全に運転を行える状態か」を基準に「危険度レベル」として、レベル別に判定することが可能だ。
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それに加え、こうしたレベル分けの基準は顧客の要望で変更が可能なため、幅広い車種に対応することができるらしい。

2.手のひらサイズのカメラ1台で判定

今までは、運転手の状態を把握するのに、様々な種類のカメラやセンサーを用意する必要があった。しかし、ドライバー運転集中度センシング技術では「局所的な顔映像」と「大局的な動作映像」の2つの映像として処理することで、小さなカメラ一台での判定に成功した。カメラをたくさん用意しなくて良いので、コスト的にもスペース的にも導入が簡単になっているはずだ。

3.ネットワーク接続必要なし!

従来の「時系列ディープラーニング」は、大規模なデータを連続して扱うためにサーバーと接続する必要があったが、本技術ではカメラの映像データを「高解像度の局所的な顔映像」と「低解像度の大局的な動作映像」に一旦分離した上で、効果的に組み合わせることで、画像処理量の大幅な削減に成功した。それにより、車載の組込環境でもリアルタイムで実行可能になったため、既存車や低価格帯の車への搭載も可能だという。

低コストな上、既存車への搭載も可能なオムロンのAI搭載車載センサー。自動運転が一般的になった時には、多くの自動車に搭載されるのではないだろうか?

●参考リンク
世界初「最先端AIを搭載した車載センサー」を開発 オムロン株式会社

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