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Kinectを活用したキヤノンIMの運動機能測定システム『ロコモヘルパー』

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by [2016年6月02日]

locomo-helper現在、日本をはじめとする先進国で大きな問題の1つとなっているのが急速に進む高齢化だ。そして、高齢化が進んだ社会で課題となるのが介護についてだろう。

その介護支援策としてキヤノンITSメディカルが発表したのが、運動機能測定システム『ロコモヘルパー』だ。

加速する高齢化社会とロコモティブシンドロームの脅威

内閣府の予想によると日本の高齢化はさらに加速し、今後50年で65歳以上がおよそ2.5人に1人、75歳以上の後期高齢者が4人に1人の時代が到来するとされている。
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この予想のような重度の高齢化社会でキーワードとなるのが「ロコモティブシンドローム」だ。ロコモティブシンドロームとは運動器症候群とも言い「運動器の障害」により「要介護になる」リスクが高い状態になることを示す言葉だ。

ロコモティブシンドロームの原因は、加齢による運動器不全や運動器自体の疾患とされ、今やメタボリックシンドロームと並ぶ国民病とも言える。

健康寿命に寄与する『ロコモヘルパー』

ロコモティブシンドロームに対しては、介護スタッフによる運動指導を通した予防が推進されているが、この補助を行うのが『ロコモヘルパー』である。運動指導ではまず、開眼片足立ち・椅子の立ち座り・最大一歩などの運動を介護スタッフが定期的に測定する。だが、この測定には手作業が多く、効率化が求められていた。

ロコモヘルパーでは、Kinect(マイクロソフトのジェスチャー&音声認識デバイス)が認識した利用者の骨格情報から、ロコモティブシンドロームの判断基準となる代表的な運動種目を自動測定、評価、記録する。また、測定結果のレポートを自動で作成する機能や録画機能を有しており、運動測定後の確認や分析補助ツールとしても活用することができる。

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ロコモヘルパーは、利用者および介護スタッフから高い評価を得ており、まずは全国の通所介護サービス46事業所に導入、6月より順次運用が開始される。今後、キヤノンIMは、キヤノングループで横断的に販売・サポートを展開していくとしている。

▼参考リンク
ロコモヘルパー|運動機能測定システム|キヤノンITSメディカル
(2)将来推計人口でみる50年後の日本(内閣府)

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