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動画リワード広告、ネイティブ広告、そして課金「カジュアルゲームのマネタイズ」GOODROID松田氏

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by [2016年6月01日]

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最新マネタイズの戦略やトレンドがわかる「アドフリくんマネタイズナイトvol.8 with アスタ@渋谷」が開催されました。激化するアプリ業界を勝ち抜くためのマネタイズ方法を、株式会社GOODROIDの代表取締役社長、松田和彬氏(写真)が語ります。

動画リワード広告でもSSP

GOODROIDでは(会社設立から現在までの)1年半の間に38本のカジュアルアプリをリリースしてきました。代表作は『もやしびと』というもやしを抜くだけのゲームと、『私のヒモ男』というヒモ男を育てるゲームで、それぞれ半年で約5千万円以上を稼いでいます。その他にもUUUMさんと共同でYouTuberのはじめしゃちょーとのコラボや、TBSで放送中のアニメ『坂本ですが?』とのコラボなども積極的に展開しております。今日はカジュアルアプリのマネタイズについて次のテーマでお話します。

  1. 動画リワード広告ってどうなの?
  2. ネイティブアドってどうなの?
  3. カジュアルゲームって儲かる?
  4. +α課金について

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まずは動画リワード広告について。弊社で作っているアプリの売上は、バナー25%、インタースティシャル25%、ネイティブアド15%、動画リワード35%という構成になっています。動画リワードをうまく使うと、収益の1番の柱になる広告のフォーマットになっています。

GOODROIDの中でも特に動画リワード広告比率が高いアプリは、45%の『秒速で1億円貢ぐ男』(以下貢ぐ男)と、40%の『私のヒモ男』(以下ヒモ男)です。

まず貢ぐ男に関しては「動画広告をみると一気に貢げますよ」という方法で、2~3分に一回「助けて!」というアラートが出てきます。それをタップすると、女の子が困っていて、動画を見ると貢げるようになっています。CPMは2,000円くらいでした。

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次にヒモ男は、現在は80万ダウンロードくらいで初月の売上が1500万円くらいでした。ヒモ男をお世話するゲームなんですが、動画広告を視聴すると、お世話ポイントがたくさんもらえて、それを貯めていくとストーリーが進展していきます。弊社は動画広告をゲームの流れになじませて使うというところを意識していて、「イケメンが甘えながら誘ってくる」という動画広告の入れ方で、CPMが2,500円くらいでした。

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こういうCPMの数字は「一瞬だけで維持が出来ないのでは?」という質問をよく頂きます。このグラフは先月までの「ヒモ男」のCPMの推移なんですけど、2,336円から始まり、上下がありつつも先月は4,000円を超えるくらいの高水準で安定していて、中長期的に動画リワード広告は収益に貢献していると思います。

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宣伝になってしまうのですが、弊社は動画広告にSSPを入れていて、その中で、4月のうちのアプリで調子が良かったのが、売上だとmaioさん、CPMだとAppLovinさんでした。案件切れで痛い目にあったりすることもあったので、SSPを使うのが良いと思います。

ネイティブアドにアニメーションで注目度アップ!

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次はネイティブアドです。これはアプリ売上のうち15%くらいを占めます。いろいろなネイティブアドの入れ方がありますが、弊社のおススメの導入方法はこちらです。もやしびとDXというアプリの左上の広告を見ていただきたいのですが、広告がリフレッシュされるタイミングで、背景に合わせてアニメーションが入ります。これは、アニメーションを入れる事によって、広告に目線が行くようにし、CTRをあげたかったからです。アニメーションの有無でCTRの差を比較すると、無しのゲームはCTRが0.21%、有りのもやしびとDXはCTRが0.37%まであがり、かつCPCも下がらなかったので、単純に売上が伸びたことになります。

カジュアルゲームにとっては厳しい時代

カジュアルゲームって最近儲かるの? ズバリ! なかなか厳しい世界です。みなさんも経験済みかと思いますが、弊社も結構苦戦していて、『まいにちJump』ができたときは「ぶっちゃけクロッシーロード超えちゃうんじゃないの?」と思いましたが実際には通算売上が40万円ほどで、開発費も含めて300万円以上の赤字になりました。『もやしびと 脳トレ祭』も「ぶっちゃけブレインウォーズ超えちゃんじゃないの?」と思いましたが通算売上が13万円ほどでした。カジュアルゲームをヒットさせることが非常に難しい市場になってきたと思います。

そして、最後は課金についてです。弊社は、カジュアルゲームの中に課金も入れて、しっかり収益を上げていきたいと思っていて、『貢ぐ男』はネイティブアド、動画リワード広告、課金の3本柱で売上の高さを保っています。こちらはリリースしてから5日間の実績グラフなのですが、全体で260万円くらいの売上で、そのうちの40万円が課金、動画リワードが85万円、ネイティブが15万円という形で、新しい広告フォーマットと課金によって売上の大規模なところを占めています。

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 弊社は以上を良い事例として、これからのアプリに関しては課金を積極的に入れていきたいと思います。といってもマネタイズ手法に関しては出揃ったというイメージがあるので、あとは面白くて新しいアプリを世に出して、デベロッパー全体で、カジュアルゲーム業界を盛り上げていきたいと思います。

▼参考リンク
株式会社GOODROID
アドフリくん
アドフリくんマネタイズナイトVol.8 with アスタ

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