Super_Deluxe

人はどれだけVR空間に滞在できる? ギネスに挑戦した男の記録

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by [2016年5月13日]

Super_Deluxe一度でもVRを経験したことことがある人は分かると思うが、VRは普通の動画やゲームよりかなり疲れる。考えてみて欲しい、VRの場合普通のモニターと違って顔をいくら動かしても画面から一瞬たりとも目を離すことは出来ないし、そこそこ重いヘッドマウントディスプレイをずっと装着し続けなければならないのだ。実際、30分ぐらいならいいが数時間もプレイしていると目の疲れやひどい場合は頭痛や吐き気をもよおすことにもなる。

そんな中(無謀にも)VRを長時間つけ続けるギネス記録に挑戦した勇者が現れ、話題になっている。はたして人間はVR空間にどれだけの時間耐えることが出来るのだろうか?

苦行過ぎる!? 長時間VRのつらさ 

今回ギネス記録に挑戦したのはデレク・ウェスターマンさん、Super Deluxeという動画製作グループに所属するYouTuberだ。今回の挑戦では、ヘッドマウントディスプレイはHTC Viveを、アプリにはVR空間に絵をかくことが出来るTilt Brushを採用した。

ギネス記録の規定により、途中でアプリを入れ替えることすらできないため、ひたすらTilt Brushの空間で過ごさなくてはならない。同じゲームを何十時間もやらなくてはいけないというだけでも精神的にかなりつらそうだ。

動画を見たところデレク・ウェスターマンさんは一度もVR経験はなく、挑戦が始まった当初は、興味と好奇心に満ち溢れていた。しかし、1時間もすると「VR空間だと時間が過ぎるのがとても遅い、退屈に感じてきた」と弱気な発言をするようになってしまった。

その後一度調子を取り戻し「最初は退屈な時間が続いたけど、絵を描けば時間が過ぎていくよ」と言ったが、残り10時間を過ぎたところから様子が急変。イスにもたれかかったまま調子が悪いことを訴えるようになり、嘔吐するようになってしまった。しかし、残り数時間のところでマッサージをしてもらい復活、無事25時間2分の記録を残しギネス記録に名を刻んだ。

楽しそうにVRをやっていたのは最初の数時間程度で、あとの20時間程度はひたすら耐えていたといっても過言ではない。夢の技術であるVRだが、特に健康面ではまだまだ課題も多いのが現状だ。長時間の使用に耐えうるVRデバイスの開発は必ず必要になってくると改めて感じさせる挑戦となった。

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