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地震時の道路状況をチェック! トヨタ『通れた道マップ』を活用しよう

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by [2016年4月15日]

2016年4月14日午後9時26分ごろ起きた「平成28年熊本地震」によって、熊本城のような重要文化財が崩れただけでなく、多くの一般道路においても通行が困難な状況になっている。こうした状況のなか、トヨタはビッグデータを活用し、被災者救援に取り組んでいる。

通れた道マップとは

平成19年に起きた新潟中越沖地震から提供がスタートした「通れた道マップ」は道路が通行可能かを確認するのに最適な地図だ。G-BOOKを搭載している車両の交通実績(プローブ情報)をもとにその道が通れるか、通れないかを判断することが出来るというマップになっている。

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G-BOOKはエスティマやプリウスに搭載可能

水色でなぞられている道は3回以上の往復実績があり、普通に通行できる可能性が高い。一方で緑色の道は片方向で3回以上の交通実績、黄色の道は3回未満の走行実績しかないため通行不可能になっている可能性がある。

最新1時間から最新24時間まで交通実績の時間帯を確認することができる。用途によって使い分けるよう。

渋滞対策にも活用

クルマのビッグデータは災害時だけでなく、渋滞時にも活用することが出来る。カーナビメーカー最大手のパイオニアは2006年に独自のネットワークシステム『スマートループ』を構築、プローブ情報を元にクルマ同士のリアルタイムでの渋滞情報共有を可能にしている。
通常のカーナビで利用できる渋滞データ(VICS)は、道路に設置してあるセンサーに基づいて提供されるので、整備されていない道路の渋滞情報は取得できないという難点があるが、スマートループはその仕組みゆえ、ほとんどの道路を網羅している。
実際にVICSで取得できる道路の距離は約7万kmである一方、スマートループは70万kmの道路に対応している。

また、スマートループは渋滞情報だけでなく、急ブレーキがよく踏まれる場所(急減速多発地点データ)も教えてくれるため、運転安全性の向上にも期待することが出来る。

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急ブレーキが多発する急減速多発地点データのイメージ

災害時にも渋滞にも活用可能なビッグデータ、これからもこの車社会で活躍の幅を広げていくに違いない。

●関連リンク
通れた道マップ
プローブデータ※1提供に関する専用サイトを開設~“急減速多発地点データ”を提供し、安心・安全な車社会に貢献~

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