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VRコンテンツの方向性は? グリーとHTCがVR事業で連携を発表

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by [2016年3月14日]

グリーとHTCがVR分野での協業を発表した。両社はこれから、国内のアミューズメント・レジャー施設でVR体験を提供していく模様だ。

グリーが提供するVR体験とは

これまでのグリーの取り組み

グリーはこれまでもVRコンテンツを製作してきた。同社初のVRコンテンツは2015年9月の東京ゲームショウ2015に出展した謎解き脱出ゲーム『サラと毒蛇の王冠』だ。サラと毒蛇の王冠は、バーチャル空間内でのコミュニケーションを特徴とし、二人一組で協力し、王家の神殿の謎を解きながら財宝を目指して進んでいくという内容だ。

ソーシャルゲームを扱うグリーらしい作品だ

その後、11月にはVR開発専門スタジオ『GREE VR Studio』を設立。スマートフォンアプリ『シドニーとあやつり王の墓』をリリースした。このアプリは、探検家のシドニーがお宝を探して、あやつり王の墓を調査するという内容。プレイ時間はせいぜい10~15分とデモ的なゲームではあるが、クオリティは高く、グリーのVRへの本気度が伺える一作となっている。
また、2016年5月10日には、VR業界の第一線で活躍する国内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス『Japan VR Summit(JVRS)』を開催することも決定している。

連携相手がHTCである理由

数あるVR企業の中で、なぜ連携相手としてHTCを選んだのだろうか。それは恐らく、同社のHMD『HTC Vive』に秘密があるだろう。前述の通り、グリーはテーマパーク・アミューズメント施設・カラオケ・ショッピングセンターを含むアミューズメント・レジャー施設でのVR体験を考えており、その用途にHTC Viveが最も適しているのだ。
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HTC Viveの最大の特徴はルームスケールの位置トラッキングシステムだ。最大5m×5m四方の空間をHTC Viveを装着した状態で自由に動けるだけでなく、座る、寝そべる、後ろを向くといったあらゆる動作が全ての位置で可能になっている。

いわゆる第一世代のHMDの中で、最もトラッキング機能が優れているといわれるHTC Viveは他のHMDよりも、アクティブに身体を動かす体験ができ、アトラクション要素が強いと言うわけだ。

今のところ、グリーがどんなVRアトラクションを作るかは公開されてないが、HTC Viveの特徴を生かした、より直感的な体験が出来るコンテンツを製作していくのではないだろうか。

●参考リンク
GREE グリーとHTC、バーチャルリアリティ事業における業務連携で合意 - アミューズメント・レジャー施設にVR体験を共同で提供開始 -
サラと毒蛇の王冠
シドニーとあやつり王の墓
HTC Vive

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