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テレビでもラジオでもない新たな放送サービス『i-dio』とは?

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by [2016年3月02日]

d4829-757-473074-2 地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯(VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用した、新たな放送サービスが開始する。その名も『i-dio(アイディオ)』。既存のテレビでもラジオでもない全く新しい”第3の放送”だと謳っているが、一体どんなサービスなのだろうか。
 

デジタルデータならなんでも送れる

 i-dioの最大の特徴はデジタルデータならなんでも送ることが出来る点だ。地上波最高音質の音楽チャンネルや映像といった、テレビやラジオのような放送はもちろん、辺りのリアルタイム天気予報や防災情報も配信していく。また、3月から全国で放送が順次開始され、3月2日現在は東京、大阪、福岡近辺でのみ利用可能。

利用できるコンテンツ

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 例えば、TS ONEでは主に、高音質な音楽コンテンツを楽しむことができる(AAC形式/320kbpsで放送し、2017年にはHDS「96kHz」音源にも対応予定)。Billboard JAPANと連携し、国内外の最新チャート、アーカイブチャートから楽曲を紹介する番組『HITS ONE powered by Billboard JAPAN』などが代表番組。
 Amanekチャンネルは、カードライバー向けのデジタルラジオチャンネル。放送と通信、位置情報(GPS)とビッグデータを融合し、高音質デジタルドライブミュージックやリアルタイム天気予報、ドライブ情報を配信する。
 その他、『i-dio Creators Ch』ではショートムービー・アニメを中心とした映像コンテンツ、『KANSAIチャンネル』では関西に関するニュースコンテンツが、『Qリーグチャンネル』では福岡のワイドショーなどを楽しむことが出来る。

様々なタイプの受信機

d4829-757-473074-2 放送サービス『i-dio』を利用するには、受信機が必要。今のところ『i-dio Phone』という受信機が内蔵されているスマートフォン(写真)や、自分のスマートフォンで『i-dio』が受信可能になる『i-dio Wi-Fiチューナー』『車載用TunerBox(仮称)』『防災ラジオ VL-1』などの受信機が存在する。
 また、i-dio Wi-Fi Tunerの第2期無料モニターが4月末まで、30,000人募集されている。受信機さえあれば、無料でサービスが利用可能なので、興味のある方は是非応募してみてほしい。

他の配信サービスとの差別化がカギか

 ニコニコ動画、ニコニコ生放送やradiko、podcastといったサービスでも、映像コンテンツやラジオをスマートフォンで楽しむことが出来る。これらのサービスと上手く差別化できるかが、i-dioが生き残れるか否かの分岐点になるだろう。
 特にi-dioの場合、上記のサービスと違い、スマートフォンやカーナビゲーションで利用するにはチューナーが別途必要であり、利用するにはハードルが高い。
 現状の配信コンテンツも、映像と音声コンテンツに偏っており、i-dioの特徴である「データ配信が出来る」ことを生かしていけるかが、今後、i-dioが“第3の放送”としての地位を確立できるかのポイントになりそうだ。

●参考リンク
i-dio

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