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うつ病の症状を軽減、UCLがVRセラピーの成果を発表

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by [2016年3月04日]

comforting APPREVIEWも大注目しているVRが、ゲームやエンタメのみならず、心の病気などのメンタルヘルスの治療の分野で注目されている事をご存じですか?

 2016年2月15日にUCL(University College London)の研究チームは、うつ病患者にバーチャルリアリティを使った治療を行い、被験者のうつ病の症状を軽減する事ができたと発表致しました。

▼動画:実際の臨床研究の様子

 この実験は患者にVRヘッドセットを装着させ、自身のアバターを通して、目の前にいる悩んでいる子供に対して「思いやり」を表現し、その後、その様子を撮影した物を見るという訓練を定期的に行いました。その結果、多くの被験者のうつ病の症状を軽減させる事ができたと述べられています。

 その作用としては、VR上で自身が子供に行った「思いやり」は、結果的に自身に対する自己批判の軽減に繋がり間接的に自分自身に対する同情として機能したと考えられいます。

 VRはその特性上、体験者に没入させ擬似体験させる事ができるため、以前から心的外傷ストレス障害や恐怖症などといった精神障害の治療で注目されていました。
現在、VRシステムの低コスト化の模索が行われており、将来的に各家庭で利用が可能になった時に、この治療法は大きな可能性をもたらす事に繋がりそうです。

関連・参考
Virtual reality therapy could help people with depression
Embodying compassion in virtual reality therapy(Washingtonpost)

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