グレートバリアリーフ、ピラミッド、火星・・・教室の生徒を「バーチャルな旅」へ連れて行く

グーグルの学校教育向けVRプラットフォーム『Expeditions』に新ツアー追加

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by [2016年1月21日]

グレートバリアリーフ・ピラミッド・火星など、教室の生徒を「バーチャルな旅」へ連れて行く

グレートバリアリーフ、ピラミッド、火星など、教室の生徒を「バーチャルな旅」へ連れて行く

 グーグルが手掛ける学校教育向けVRプラットフォーム『Expeditions Pioneer Program』に新ツアーが追加されました。Google For Educationによりますと、新たに追加されるのは「バッキンガム宮殿」と「グレートバリアリーフ」です。

 バッキンガム宮殿のExpeditions用のYouTube 360 Videoがすでに公開されています。ガイド付きで内部の様子が学べるようになっています。

学校の授業で使うVRプラットフォーム

 日本ではあまり知られてないExpeditions Pionner Programですが、一体どのようなものなのでしょうか?

 一言で言えば、授業にVR動画を利用するためのプラットフォームです。

 これを使えば、生徒は教室にいながらにして、海底に潜りこんだり、火星の表面に降り立ってみたり、いきなりグレートバリアリーフに行っみたりと、VR技術による疑似体験ができるわけです。

 通常のドキュメンタリー映画に比べて、よりビビッドな映像体験であるVRを利用することで、生徒がより興味を持ちやすくなるなど学習効果があるのかもしれません。一度に50人の生徒が利用可能です。
 
 それでは実際に利用するにはどうすればいいのでしょうか? 

 Expeditions Pioneer Program専用のアプリや、いくつかのデバイスが必要ですが、これらはGoogleからすべて無料で提供されます。教師用にはタブレットが、生徒用にはVR動画を楽しむために使う段ボール製ビュアーのCardboardやASUSのスマートフォンなどが配られます。

 教師はこのタブレットを使って、VR動画を動かしていきます。そして、生徒はスマホに装着したCardboardを覗きこみ、映像を見るわけです。

 2015年9月から始まったExpeditions Pionner ProgramによるVRの授業は、世界で50万人以上の学生がすでに利用したといいます。プログラムも100以上用意されており、その一部はスライドでも見られます。

 Expeditionsは日本ではまだ使われていません。現在提供されているのは、アメリカ、イギリス、ニュージランド、オーストラリア、カナダ、シンガポール、デンマーク、ブラジルのいくつかの学校に限られていますが、参加を希望する方や興味のある方はこちらからサインアップできるようになっていますのでお試しください。

 VRはゲームだけではなく、様々な分野で応用できるといわれていますが、どうやら教育現場にも急速に進出していきそうです。

▼参考リンク
・Google for Education: Take a school trip to Buckingham Palace and the Great Barrier Reef
・Expeditions Pioneer Program – Google

 

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