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動画配信サービスの選び方を考える

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by [2015年12月28日]

 2015年もそろそろ終わりを迎えるということで、今年話題になったテーマの総括シリーズの一つとして、今回は「動画配信(ストリーミング)」サービスについて取り上げようと思う。
 App Annieのレポートによると、最近、NetflixがiPadやiPhoneのアプリ内からのサインアップを受け入れるようになったことで、iOSの収益ランキングでトップ10まで食い込んできた。
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 はたしてその勢いのまま日本でも利用者数を伸ばすのか、他のストリーミングサービスと比べて良いのか悪いのか調査してみた。

動画ストリーミングサービスの現在

 動画ストリーミングサービスがアメリカで受けいれられているのは確実だ。アメリカのビジネス誌FORTUNEによると、Netflixは加入者数は毎月の様に増えており、株価も右肩のぼりである。
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 日本ではサービスが開始したのがつい最近なので、加入者数のデータや収益を確認する手段は見当たらなかったが、AppGraphyでApp Storeのランキングの推移をアメリカと比較してみると、あまり人気が無いのは確かなようだ。
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日本と他国の熱量の差

 日本とアメリカで人気に差がある理由はいくつか考えられる。一つは文化的な違い。そしてもう一つはコンテンツの問題だろう。

文化的な違い

 日本では地上波テレビがテレビコンテンツの大部分であり「映像コンテンツ=無料」の認識が強い。デロイト トーマツ コンサルティング「デジタルメディア利用実態グローバル調査 2014」によると実際、日本では6割の視聴者が有料放送サービスに課金したことが無い。
 一方で、アメリカではケーブルテレビや衛星テレビが主流。9割のアメリカ人が有料放送サービスを利用した経験があり、いわゆるサブスクリプション課金に抵抗がないのだという。
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日本人向けとはいえないコンテンツ

 文化的背景だけでなく、コンテンツにも課題があると考えられる。確かに、洋画や海外ドラマのラインナップは豊富だ。洋画好きな私としては、スタートレックやメン・イン・ブラック、ミッション:インポッシブルなどの人気シリーズを楽しめるのはとても魅力的だ。
 一方で、国内映画や国内ドラマに関してはやはりNetflixやHulu、Amazonが海外企業であることもあって、やはり弱い(なぜか、Fateや化物語といったアニメは豊富)。海外の映像コンテンツよりも国内の映画やドラマが好きな人にとっては決して魅力的とは言えないラインナップである。
 ということで、日本でもこれからサービスの利用者数は増えていくだろうが、アメリカほど爆発的に人気が出るということはなさそうと言うのが実情だろうか。

どのサービスが一番流行りそう?

 最後に、どのサービスがおススメなのか筆者が勝手に比較してみた。

dTV


 ドコモが運営するdTVは大きく2つの強みを持つ。一つは値段だ。なんと月額500円とかなりリーズナブルになっている。そして、もう一つがコンテンツだ。このdTVは国産サービスなので、国内ドラマや邦画はかなり充実している。多くのストリーミングサービスが国内コンテンツに弱いことを加味すると、差別化は十分できていると言えるだろう。

Netflix


 世界最大手のNetflixは料金システムがベーシック(SD)650円/スタンダード(HD)950円/プレミアム(4K)1,450円と画質ごとに、分かれているのが特徴。また、洋画、海外ドラマの種類や質は群を抜いており、gleeや24といった日本でも人気シリーズを見ることが出来る。さらにオリジナルコンテンツも豊富で、他のストリーミングサービスでは見ることが出来ないコンテンツを楽しむことができる点も良い。

Hulu


Huluは幅広いコンテンツを抑えていることが一番の特徴。Huluがアメリカの会社である一方で、日本テレビが日本事業を買収しているので、国内、海外ともに幅広く、有名な動画を干渉することが出来る。

Amazonプライムビデオ


Amazonプライムビデオの最大の利点は、Amazonプライム会員であれば利用できるということ。つまり、動画ストリーミングサービスだけでなく、音楽ストリーミングサービスであるPrime Musicを利用したり、Amazonで買い物する際にタイムセールを優先的に利用できたりする。しかも年会費は3,900円(税込)とかなりお得。
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 また、学生はAmazon Studentという低価格プラン(6ヶ月間の無料体験後年会費1,900円)を利用でき、リーズナブルさで群を抜いている。

 私的には値段が格安で、様々な機能が付く、その上コンテンツも他と引けをとらないAmazonプライムビデオがおススメだ。しかし、各々のサービスは、無料お試し期間を設定しているので、是非自分自身で体験してお気に入りのサービスを見つけてほしい。

●関連リンク
AppAnnie 総合アプリランキング:Worldwide App Annie Index[2015年8月号]
Fortune Could the Netflix-Comcast deal actually improve net neutrality?
デジタルメディア利用実態グローバル調査 2014
Appgraphy
dTV
Netflix
hulu
Amazonプライムビデオ
Amazon Student
AppGraphy(アップグラフィー)

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