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ゲームや映画だけじゃない!? 2016年のVR市場の展望とは

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by [2015年12月18日]

2015年はAPPREVIEWの過去記事でも紹介したようにまさしくVR元年と言うべき年だった。Gear VRのようなスマホ用VRデバイスが発売され、国内企業もVRコンテンツの製作を始めたことが印象に残る。それでは2016年にはVR業界は一体どうなっていくのだろうか、今の段階で出ている情報から来年の業界の様相を予想してみる。

エンタメからビジネスまで広がる可能性

2016年は端的に言えば”幅が広がる年”になりそうだ。従来のムービーやゲームといったエンタメコンテンツが更に進化する一方で、VRのビジネスや報道、医療への利用などが始まり、VRがより身近なものになるだろう。

VRムービーの進化

 VRデバイス開発大手のOculusが立ち上げたOculus Story StudioはVRムービーの更なる可能性を模索している。VRムービー最大の特徴であるムービーの中に入り込んだような感覚を物語に活用したいようだ。
 

Henry's Premiere from Story Studio on Vimeo

 すでに開発されているVRムービーである「Henry」のデモを見れば分かるように、今までの映画とは大きく異なり、キャラクターが本当に生きているかのように感じることができる。VRムービーが提供する体験は従来のコンテンツと異なる、斬新なものになるはずだ。

大手ゲーム会社のVR開発

 VRゲームに関してはやはりPlaystation VRの登場が大きいだろう。初のコンシューマーゲーム機向けVRデバイスということで、バンダイナムコエンターテインメントやスパイク・チュンソフトなど、大手ゲーム開発会社の参加が予定されている。

すでに様々なゲームの開発が開始されている。

 スマートフォン向けに開発されたコンテンツや個人製作のコンテンツに比べ、よりリアルなゲーム体験が出来ることは間違いない。

ヴァーチャルツーリズム

 VRはゲームやムービー以外の使い道もある。ヴァーチャルツーリズムも可能性の一つに挙げられる。自分の世界を広げるには旅行するのが一番だが、その時間やお金、身体を確保するのはなかなか難しい。ヴァーチャルツーリズムならば、アフリカや中南米といった遠く離れた場所から、キリマンジャロや宇宙のような身体的に行くのが難しいところまで行くことができる。

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VRは最も気軽な旅行手段になるはずだ

精神病の治療に

 Exposure Therapyという生存者が、外傷となる事象についての印象または恐怖症または不安に直面し、治療状況でそれを思い起こす行動療法があるのだが、これにVRを活用しようという動きもある。例えば、戦争でPTSDになってしまった患者に、VRで戦争の追体験をさせることで、恐怖を軽減させるなどの方法が考えられている。

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VRならば、よりリアルに思い出すことができるハズだ。

将来的にはビジネスにも

 VRは将来的にはビジネスにも活用できる。訓練不足な従業員や、活用されないデータ、製造過程で後で発見されたミスなどのビジネス上の懸念事項をVRは解決する糸口になる。
それだけでなく、仕事相手とコミュニケーションをとり、協力する際にも大きな役割を担うだろう。AltspaceVRはヴァーチャルスペースで他の人と会い、つながるのに適している手段だ。

Skypeチャットなどの代替手段になるだろう

 恐らく導入直後は多くの人々がVRのビジネス活用に懐疑的になるだろうが、電話やパソコンが仕事の道具として受けいられていったように、VRも受けいられていくだろう。

 いずれにせよ、2016年にはVRを体験する機会がもっと増えることに間違いはなさそうだ。

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