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女性YouTuberが語る動画配信を続けるコツ「自分がやりたいことを発信」「視聴者さんと盛り上がる」

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by [2015年12月14日]

 「好きなことで、生きていく」をモットーに勢いが止まらないYouTuber達。Googleが発表した、2015年に国内でもっとも注目を集めたYouTube動画再生ランキングで、はじめしゃちょーとHIKAKINがランクインしました。もはやYouTubeは“ながら視聴”するものではなく、視聴者の趣味・興味の幅をさらに広げてくれるような存在になりました。
 そんな人気YouTuberを多数マネジメントするUUUMが2015年12月8日に『reel』を正式リリースするにあたり、記者発表会を開催しました。YouTuberのくまみきさん、木下ゆうかさん、VOCEST!(ヴォーチェスト=雑誌VOCEの公式ブロガー)の酒井ありささん、志摩マキさんの4人を迎え、パネルディスカッションが行なわれました。モデレーターは講談社VOCEウェブサイト編集長の中田景子さんです。

reelとは?

 reel(リール)とは、UUUMが2015年5月に立ち上げた、動画プラットフォームで活動する女性に特化したグループのこと
。発足当初10人だったクリエーターは、佐々木あさひさんを筆頭にくまみきさん、木下ゆうかさんなどを含めて現在は44人になっています。各クリエーターは、それぞれがファッション、メイクアップ、料理など、自分が得意とすることを発信しています。
 2016年春には、なんと「ガールズクリエーター発掘 reelオーディション」の開催が決定するなど、女性YouTuberはますます盛り上がっていくに違いありません(以下敬称略)。

視聴者さんのコメントがヒントに

──自己紹介をよろしくお願いいたします。

くまみき 私は普段、DIYとかヘアメイクとか、あとは料理動画をやったり、コメディをやったり、「かわいい」をテーマにいろんな動画を毎日配信しています。

木下ゆうか 私は食べることが大好きで、その食べる楽しさをみんなに伝えたくて、食に関することをよく動画にしています。あと、自分のやりたいこともいろいろやっています。

志摩マキ VoCESTの公式ブロガーです。モデルをしています。

酒井ありさ 同じくVoCESTです。ヴァイオリニストで、アーティストのバックサポート演奏やライブなどで活動しています。

左から順に酒井ありさ、志摩マキ、くまみき、木下ゆうか

左から、酒井ありさ、志摩マキ、くまみき、木下ゆうか

──くまみきさんと木下さんは、動画を始めたきっかけは何ですか?

くまみき 私は、2つあるんですけど、1つは自分がもともと服飾の専門学校を卒業していて、そのときに教わったハウツーだったり、DIYの動画を作りたいなって思ったことです。もう1つは、動画を始めた当時、私は原宿のストリートを、レインボーの髪の毛でうろうろしていたんですけど、そういった日本の「かわいいカルチャー」を海外の人に発信するようなことをしていて。ブログでやっていたそれを、動画でやってみたらどうだろうと思ったことです。

──木下さんはどうですか?

木下ゆうか 私は、もともと芸能の仕事をしていたんですけど、自分のやりたいことを自由に発信できなくて。そのときに話題になっていたHIKAKINさん達を見て、興味を仕事にしている人たちもいるんだ! と思って、自分も試しにやってみようかなって。最初はたぶん、YouTuberになろうとは思っていなくて、やりたいことを自由にやりたいなと思って始めました。

──動画は毎日あげているんですか?

くまみき 毎日アップしています。

木下ゆうか 私も毎日やっています。

──動画を毎日投稿するって、すごく難しいと思うんですけど、動画の発想やアイデアはどんなところから生まれてくるんですか?

くまみき 例えば、ハウツー系だったら、1個の動画を作ると、この技術ができたら、次はこれもみんなに教えたいなあとか。それがどんどんつながって、なんとなくシリーズになっていて、見ている人のためになるように考えています。あとは、視聴者さんからのコメントからヒントを頂くことが多いです。「これ紹介してください」「これ作ってみてください」と言ってくれるので、それに応える形で毎日作っています。

木下ゆうか 私も、視聴者さんやTwitterのフォロワーさんからもらっている情報を参考にしています。あとは普通に生活していて、自分が食べてみたい、やってみたいと思ったことを自由にやったりしています。今のところ、私はネタに困ったことが、一度もないですね。常にやりたいことがいっぱいあって、時間が足りないくらい。

──もともとVoCESTの2人は、私が働いているVoCE Webサイトのブロガーだったんですが、今回はUUUMさんと取り組みをさせていただいて、動画も始めることになりました。2人は2015年9月から動画を撮り始めたと思うんですが、どういうところで、どういうときに、動画を撮りたいという気持ちになりますか?

志摩マキ 意外な化粧品を発見したときや季節によってです。今だったらクリスマスのメイク動画を撮ろうかなと思います。

酒井ありさ 私は、新しいメイクパターンが見つかったときとか。あとは、VoCEの雑誌を見ていて「あっ、これかわいい!」と思ったときに、こんなメイクをみんなに発信したいという気持ちになります。

──くまみきさんと木下さんは、今までで一番印象に残っている動画はありますか?

くまみき DIYの動画投稿を始めたときは、カメラの技術もあんまりなくて、思うようにいかなかったんですけど、1年、2年とやっていくうちに、どんどん技術があがり、視聴者さんに見やすいように撮れるようになりました。初めての視聴者さんでも、分かりやすいようにしています。同じ目線で作れるように撮ったり、「何センチで切るよ」と細かく説明したり、おすすめの道具を紹介したりしています。

──視聴者さんのコメントを見て、コミュニケーションを取りながらやっているんですか?

くまみき そうですね。自分ではこの言葉は当たり前だけど、試聴者さんから見たら専門用語ということが結構あるので、噛み砕いて噛み砕いて、わかりやすいように作っています。

木下ゆうか 私は普段、1人でご飯を食べて、それを動画にして発信しているんですが、このときは、吉野家さんでプロレスラーの中西さんと永田さんと牛丼を一緒に食べたんですけど、それがすごく楽しくて印象に残っています。視聴者さんにも、プロレスラーの2人を知っている人が多くて、反響も大きく、私もすごく嬉しかったです。

視聴者さんとつながれる大切な場所

──動画を撮ることでいろんな経験や思い出ができていくのはいいですよね。反対に苦労した動画の思い出はありますか?

くまみき バレンタインシリーズの動画なんですけど、もう、すごく泣いたやつがあって! ハートの形が真ん中にくるパウンドケーキを作ろうと思ったら、大失敗して、泣いてしまって……。その後、視聴者さんからも「がんばれ!」というコメントがあり、リベンジをしました。最終的になんとかできて、できた嬉しさでまた泣いちゃいました。でも、そういうところも全部見せちゃってます。DIYとかお料理って、皆さんも失敗することがあると思うんで、そこも見せちゃっていっか! 変なプライドはいいや! と思ったんで。そうしたら結構反響があってですね。この頃から親子で見てくれる方が増えてきて「娘にがんばることの大切さを教えることができました!」とか、動画を見ている人も一緒に泣いてくれた思い出の動画になりました。

──苦労したけど、いい思い出になりましたね。

くまみき 「自分、こんなに動画好きなんだな!」っていうのを確認ましたね。

──木下さんはありますか?

木下ゆうか 私は日曜日に生放送をやっているんです。生放送で、晩御飯をみんなで一緒に食べようというものですが、これが本当に生放送によくある問題が起きたりします。あとは、視聴者さんとコメントで話しすぎたりして、食べ終わるまでに、すごく時間がかかっちゃったりすることがあります。でも、時間を延長したりすると、逆に視聴者さんが喜んでくれて、全部ひっくるめて、楽しいなって思っています。

──VoCESTの2人はどうですか? 動画編集や撮影で苦労することはありますか?

志摩マキ 私はストーリーを考えて撮っているので、どうやったらきれいに撮れるのか、どうやったら可愛く撮れるのか、どうやったら面白く撮れるかなって、すっごい悩んでます。

──アングルとか編集とか?

志摩マキ そうですね、まだまだ下手なので……。

──ありさちゃんはどうですか?

酒井ありさ 私もうまくライトが当たらなかったり、縦だと思ったら横だったりとか、難しかったです。講座の中でUUUMさんに教えて頂いて、いろいろ解決もできていますが、「まだまだ、もっとこうしたい!」というのはありますね。

──くまみきさんと木下さんは、最初の頃に苦い経験はないですか?

くまみき ひどかったです(笑)。モニターがなくて、自分がどう映っているかわからない状態で撮っていたし、照明の知識も無いまま始めたんで。今ならカメラの位置とか、撮る時間もだいたい朝、光が入るときというように決まっているけど、最初は本当に苦労しました。

木下ゆうか 私も最初は試行錯誤しながら、どんどん動画を撮り続けているという感じでした。当時の動画は、テンションもどよ~んとした暗い感じで、照明もないところで撮ったりしているから、今とは全然違います。でも、昔の動画を見てから今の動画を見ると「ああ自分も成長したんだなあ……」と思ったりするのも楽しいです。

──最後に、くまみきさんと木下さんにとって『YouTube』はどんな存在ですか?

くまみき わあ! 大きい質問(笑)。YouTubeは、等身大の自分で、自分の好きなものを自由に発信できる場です。しかも、世界中の人と自分の好きなことでつながれる。私にとってすごい大事な場だと思っています。

木下ゆうか 私は、人と対面したときに自分を表現するのがすごく苦手で、緊張してしまうんです。でもYouTubeでは正直に自分のことを、ありのまま表現できます。しかも、やりたいことをやれているというのを、視聴者さんにそのまま伝えることができるので、視聴者さんと自然につながれる大事な場所だなって思っています。

──VoCESTの2人は、今後どんな動画を撮っていきたいですか?

志摩マキ VOCEをやっているので、やっぱり美容やメイクとか。私の14キロ痩せた経験から、どうやったら簡単にダイエットできるかも発信していきたいと思っています。

酒井ありさ YouTubeって、皆さんが見たいときに見られるので、視聴者の方が「あぁ!もっとこの人のを見たい!」って思ってもらえるような動画を作っていきたいと思います。もちろんVoCEで活動しているので、最新のメイクだったりを合わせながら。私はヴァイオリニストでもあるので、生のヴァイオリンを入れたり。やってみたいことをどんどん発信していきたいと思います。

──皆さんのご活躍をこれからも楽しみにしています。くまみきさん、木下ゆうかさん、志摩マキさん、酒井ありささん、ありがとうございました。

▼関連リンク
reel
UUUM
くまみき(reelサイトより)
木下ゆうか(reelサイトより)
志摩マキブログ
酒井ありさブログ

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