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メルカリ急成長も競合多数 ~拡大するフリマ市場の未来とは~

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by [2015年10月26日]

 フリーマーケットアプリの市場が爆発的に拡大している。スマホで取引することができ、手軽なことで、「ヤフオク!」を始めとするインターネットオークションよりも、若者を中心に身近なものになってきている。特に業界最大手のメルカリは、日本初の「世界で成功するスタートアップ企業」になるのではないかと注目されている。

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スマホに特化したフリマアプリ『メルカリ』

多様化するフリマアプリ

 MMD研究所の調査によるとフリマアプリの勢力図は以下の通りとなっている。メルカリが他を圧倒しているのは前述の通りだが、幅広い商品を扱うアプリはもちろん、狭いジャンルのみを絞って扱うアプリなど、種類の多さ、多様性にも目がつく結果となっている。

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LINE MALL

フリマアプリLINE MALL(ラインモール) 出品無料!
 御馴染みLINE株式会社が運営するアプリ、業界三番手につけている。メルカリ同様にオールジャンルを扱っており、一番の特徴は手数料が無料であるということ(2015年10月23日現在)。アプリのUIやシステムはメルカリにとても似ており、そこに付加価値は持たせられていないのが現状のようだ。

FRIL

フリマアプリ フリル(FRIL) -ファッション・ハンドメイドをショッピング
 フリマアプリで2番目の人気を誇るFRIL。その特徴はやはり、取り扱う商品をファッション関係に絞っていることだ。商品の状態やサイズで検索をかけることが出来たり、カテゴリが詳細に分けられている点や、出品者をフォローすることが出来る点は流石ファッション専用アプリといったところ。
 元々は女性専用のアプリだったが、2015年7月から男性向けにもサービスを開始。オルケスの運営するアパレルブランドである「LIPSERVICE(リップサービス)」の商品の販売を開始、B to Cのサービスを開始するなど、サービスの成長を図っている。

メルカリ

フリマアプリ-メルカリ フリマでかんたんショッピング
 日本で最もダウンロードされているフリマアプリ。テレビCMをきっかけにその人気に火がつき、ダウンロード数は2000万近く、一日に10万品の出品と、他のアプリとは文字通りケタが違う。その人気の理由は大きく分けて三つ。

  1. 扱う商品がオールジャンルであるため、このアプリのみで完結できるということ
  2. アプリの操作性、UIが優れていること
  3. ユーザー間のコミュニケーションがしやすいこと

 また、東洋経済ONLINEによると、メルカリの特徴として、グローバル志向が高く、2014年から海外展開をスタートしている。日本国内で地位を固める以前に、近隣のアジア諸国ではなくアメリカ、シリコンバレーにも進出している。株式会社メルカリの代表取締役社長である山田進太郎氏は、安易にアジア諸国での展開をしない理由に、世界一の先進国であるアメリカで成功することで、グローバル企業としての一定の地位を築けることや、先進国の方が物流と決済が整備されており、展開しやすいことなどを挙げている。

続々と参入者が

 ファッションショッピングサイトZOZOTOWN、古着を販売するZOZOUSEDを運営する株式会社スタートトゥデイも近々アプリを投入する見通しだ。スマホ向けファッションメディアアプリ「WEAR」もすでに400万ダウンロードを達成しており、こうしたサービスとの連動も考えられる。
 また、前述の「ヤフオク!」はすでにアプリ展開を開始、新たに若年層の取り込みを図っている。このように、フリマアプリ業界の競争はますます苛烈になっており、今後とも目を離すことが出来ないことは確かだ。

▼参考リンク
フリマアプリに関する利用実態調査 – MMD研究所
「メルカリ」、米国進出で一気に勝負へ 東洋経済ONLINE
混戦のフリマアプリ、後発メルカリが爆伸 東洋経済ONLINE

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