エイベックス・グループ・ホールディングス

一社独占に変化の兆し~エイベックスの音楽著作権管理はJASRACからイーライセンスへ

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by [2015年10月16日]

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 音楽大手のエイベックス・グループ・ホールディングスが、著作権管理事業における一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の独占体制を打ち崩そうとしています。

 16日付の日経新聞によると、エイベックスは子会社のエイベックス・ミュージック・パブリッシングを通じて、これまでJASRACに任せていた約10万曲の著作権の管理を、系列会社のイーライセンスに委託するための手続きを進めています。
 
 JASRACは、レコード会社・放送局・カラオケ店・飲食店などから使用料を徴収し、著作者に分配するという管理事業を手掛け、著作権者の利益を確保してきました。

 ただ、その一方で、時代に合わせた包括契約料の引き下げなどを求めるレコード会社や配信業者からは、著作権管理事業を独占しているJASRACに対して不満の声があがっていました。

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 今回、著作権管理事業を引き受けるイーライセンスは、管理手数料をJASRACより安い5%に設定しています。

 さらに、エイベックス・ミュージック・パブリッシングが、著作権管理業者のイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランスの株式を、第三者増資割当で取得し、両社を統合することも発表されています。

 音楽ストリーミングサービスなどが普及し、ビジネスモデルの転換を余儀なくされている音楽業界。エイベックスの取り組みにより、日本の著作権管理事業も変わっていきそうです。 

【参考リンク】
エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社
エイベックスがJASRAC離脱 音楽著作権、独占に風穴 :日本経済新聞
エイベックス、JASRAC一社独占市場に風穴:日経ビジネスオンライン

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