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人工知能により入会審査するSNS『Lemon』その実態とは?

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by [2015年10月20日]

 大学生、大学院生、社会人向けSNSである『Lemon』。このSNSの特筆すべき点は人工知能による入会審査があるという点。その審査基準は「既存のユーザーの30%以上と親和性があるか否か」。「メンバー同士のハイレベルな社交の場」を謳う意識が高いSNSの実態はいかようなものなのだろうか。

高レベルなコミュニティを実現するために

人工知能による審査を体験

 まずは、人工知能による審査を実際に体験してみる。最初に、審査が行われる前に、Facebookのアカウントと紐付けされる。Facebookのアカウントでの活動(時事問題のシェアをしているか、企業をいいねしているか、など意識が高い運用をしているか)も見られるようだ。

 すると、入会フォームへと移行。個人情報を様々なカタチで入力していく。はまっていること、趣味や特技、好きな音楽や映画、将来の夢や悩み、休日の過ごし方などその質問は多岐にわたる。

namaenado
詳細

沢山書き込みをしたほうが審査に通りやすいようだ

 審査に落ちては記事にならないので、全部のフォームをきっちりと意識高めに書き込んでいく。入力が完了すると、以下の画面へ。

エントリーを受ける

3~4日後に審査をパスした旨のメールが届いた

 ちなみに、Lemonに入会した後に他のユーザーの方のプロフィールを拝見したところ、ほとんど記入していなかったり、かなり適当に書いていたりと、お粗末なユーザーもぼちぼち見受けられる。人工知能の入場アルゴリズムがどのように働いているのか疑問が残る。

おススメメンバー

ほとんど記入のないユーザーも

Lemonの機能

 Lemonの機能は大きく分けて3つある。
 1つ目はお勧めメンバーの紹介だ。一日につき3人のユーザーが紹介され、お互いに気になる相手であればメッセージを送りあうことが出来る。
 2つ目はボードへの書き込み。端的にいえば、Lemonのボードは“ID必須の2ちゃんねる”である。スレッドに参加したり、スレッドを新たに立てることが出来る。テーマは意識が高いSNSであることもあり、時事問題、就活や留学、哲学的な話などである。

ボード

Lemonの有用性を疑問視するスレッドもちらほら…

 3つ目はコミュニティへ参加することだ。留学経験者のコミュやビジネス書を薦めあうコミュに参加することで、同じ趣味や経験を持つ人と知り合うことが出来る。
コミュ

真価はユーザーが増えたときか

 意識が高いSNSであるLemon。このSNSには大きく分けて2つの課題があると思う。
 一つ目はボードの有用性だ。というのもボードに立てられたスレッドもだいたいは20コメントも行かない。おそらくユーザー数が少ないことが一番の原因であるが、全く盛り上がっていない。ちなみにオフ会のスレッドのみ異常に伸びており、オフ会は頻繁に開催されているようで、意識高い人達が出会う場として活用されている。
 二つ目はおススメメンバーの親和性の低さだ。Lemon側から毎日提案されるユーザーが、自分と共通点が無い場合がかなり多いように感じる。経済学部に通いながらライターをしている私にエンジニアやデザイナーの人物を薦めてきたりと人工知能の不備を感じる。
 不満点も感じたが、意識が高い人間のみを集めるという目論見は無事成功しているように感じる(そもそも意識が高い人しかエントリーしない気がするが)。
 いずれにせよ、百聞は一見にしかず。意識高く生きている方にはぜひ一度ご体験いただきたい。

Lemon -オンラインで異業種交流-

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