アイキャッチ画像

広告収入はFacebookが今年も1位  ~拡大するSNS広告業界~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2015年10月06日]

 Appleが広告ブロック機能を実装したこともあり、先行きが不透明になりつつあるネット広告業界だが、中でもSNSの勢いはとどまることを知らないようだ。世界のSNS広告収入は今年、2015年、250億ドルを超える見通しとなり、4月の時点での予想(230億ドル)を上回った。SNS広告はアカウントの情報(性別、年齢、趣味など)によって、ユーザーに合ったものを掲載することが出来るという点が有利に働いていると考えられる。
 

Facebookがダントツの収入

 特にFacebookの広告収入の規模は最も大きく、eMarkerterは162.9億ドルの収入を見込んでいる。これは2014年の広告収入から41.8%の上昇で、SNS広告収入全体の64.8%を占める計算となる。

アクティブユーザーの人数がほかのSNSよりも遥かに多いので当然な気はするが……

 2016年以降もInstagramの成長がFacebookの広告収入を後押ししそうだ。Instagramの広告収入は2015年では6億ドルに過ぎなかったが、2016年には14.8億ドルになると予想されている。Facebook全体としても、一人あたりの広告収入は2015年で12.76ドル、2016年で15.18ドルの予想と、ユーザーベースでも収益増加が予想されている。

Twitterも広告収入が伸びてはいるが……

 eMarketerのアナリストであるDebra Aho Williamson氏曰く「広告主はTwitterがFacebookよりも、広告を多くの観覧者に届けることが出来ない点を問題視している」。すなわち、Twitterはアクティブ利用者の割合が低く、ユーザー数の増加が鈍化しているという点から(Facebookに比べれば)広告主にとって旨みが少ないSNSであるということだ。
 それでも、マネタイズの強化からユーザーあたりの収益は2015年で7.75ドル、2016年で10.12ドルの予想と、成長が見込まれるが、長期的に成長できるか否かは不透明な状況が続きそうだ。

Twitterが復活することは出来るのか、Facebookはこのまま成長し続けるのか、いずれにせよSNS広告業界からこれからも目が離せない!?

▼関連リンク
2015年・最新の統計情報から見る、世界のネット・SNSの利用状況(AXTZERO)
Social Network Ad Revenues Accelerate Worldwide(eMarketer)
飛ぶ鳥が落ちる! ツイッター大失速の理由は、利用者数の伸び悩み

タグ:
PageTopへ