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人を格付けする時代の到来? 人間版Yelpと評された『Peeple』は受け入れられるのか

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by [2015年10月07日]

peaple Peepleというアプリが現在、米国で発表され、物議をかもしている。
 ワシントンポスト紙に”人間版Yelp”と評されたこのアプリは、行きつけのレストランを評価するように、プライベートの友人をProfessional、Romantic、Personalの3つの観点から格付けし、コメントを残すアプリである。
 6ヶ月以上使用したFacebookのアカウントでログインする必要があるが、格付け相手の認証を取る必要は無く、知らぬ間に評価されていることも起こりうるようだ。

人間の格付けはアリ?

 Peepleは、Nicole McCullough氏とJulia Cordray氏の手によって90日間で作られたアプリ。2015年11月にはβ版テストが開始する予定だ。両氏はPeepleを建設的かつポジティブなアプリと主張しているが、米国の多くの人々は両氏の楽観的過ぎる見方を批判的に捉えているようだ。
 ワシントンポスト紙が「一度誰かに星1~星5で評価されたら、ひどい偏見に満ちた評価であっても、Peepleのシステムに残り続ける」と暗に批判しているように、やはり多くの人々はいじめやストーカーに利用されること、評価を消すことが出来ないこと危惧しているようだ。
 実際、Peeple公式のTwitterやFacebookには以下の様なコメントが寄せられている(10月5日現在 アカウントはすでに消去されている)。

「安全性と人間関係がどうなるかとても心配。リリースするのを止めてほしい」
「Twitterでは出来るが、Peepleではアカウントを消すことさえ出来ない」
「特徴は運命、戦争は平和、自由は束縛、怠惰は強さ、Peepleはいい考えだ」
「たとえPeepleが好意的な評価しか許さなくても、同意なしに評価されるのは人々を心配させる。ひどいアプリだ」
「もしPeepleを使って他人を評価したなら、私はすぐにそいつがひどいやつだと分かる」
「もしレストランを評価できるなら、人も評価してみたらどう? だってレストランは自殺しないし」

 また、モデルとして活躍中のChristine Teigen氏もTwitterで「インターネット上の真実やゴシップが文字通り人生を破壊する時代で、Peepleのようなアプリはひどいし恐ろしいもの」と強く非難している。

Peepleを非難する動画もいくつかYoutubeにあがっている。

 いじめや誹謗中傷がネット上で行われるようになった現在。それを更に促進させうる『Peeple』が人々に受け入れられる日は遠そうだ。

▼関連リンク
Peeple Bleater(Snopes.com)
Everyone you know will be able to rate you on the terrifying’Yelp for People’— Whether you want them to of not(The Washington post)
Peeple review people: the user-review app you didn’t dare ask for(the guardian)

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