アドフリくん

アプリデベロッパーの救世主!?「動画リワード広告」現状と実装のコツ

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by [2015年8月21日]

 Appreview読者のみなさんにもおなじみのSSP『アドフリくん』が、2015年8月1日より「動画リワード広告」のメディエーションを国内SSPとしていち早く開始しました。
 「動画リワード広告」は、国内のアプリデベロッパーが注目し、今年必ず流行するであろうサービスと言われています。「動画リワード広告」がなぜ注目されているのでしょうか? その理由は大きく次の3点と考えられます。

  1. 収益性が抜群に高い(eCPM:500円~3,000円実績)
  2. 他のバナー広告と併用ができるので売上が競合しない
  3. ユーザーの「アクティブ率」「継続率」を上げることができる

 iOSアプリで「アイコン広告」や「ウォール広告」を配信できなくなり、開発者が収益に不安を抱えていた、まさにそのタイミングで流星のように現れた「動画リワード広告」について詳しく見ていきましょう。

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「動画リワード広告」ってなに?

 とある無料アクションゲームアプリがあります。そのアプリはいわゆる「激ムズ」系のゲームで、すぐ死んでしまい、ゲームオーバー時に続きからコンティニューするには「ライフ」が必要です。「ライフ」が尽きるとコンティニューができなくなり、ユーザーが離脱してしまうのですが、そんな時こそ「動画リワード広告」の出番です。
 「動画リワード広告」は、ユーザーに対して「ライフ回復」もしくは「コンティニューの権利」などの【報酬(インセンティブ)】を与える代わりに15秒~30秒ほどの動画広告を完全視聴してもらうタイプの広告フォーマットです。
 ユーザーの「ライフ」が尽きたタイミングで「動画リワード広告」の視聴を促す事で

     
  1. 動画リワードによる収益が得られる
  2. ライフが回復、もしくはコンティニュー権利付与によって、ユ-ザーがゲームを継続する(離脱を防ぐ)

という、ゲーム開発者にとっては嬉しい2つのメリットを同時に享受できます。
 普段広告バナーをクリックしない広告慣れしたユーザーでも「動画リワード広告」なら報酬のために視聴する価値があるので、そういったユーザーからも広告マネタイズが可能です。

動画リワードの高単価実績

 動画リワード広告の課金ポイントですが、大きく分けて以下の4つに分かれます。

  1. 動画を完全視聴するだけで課金されるタイプ
  2. 動画を完全視聴した後に、広告をクリックした時に課金されるタイプ
  3. 動画を完全視聴して広告をクリックした後、そのアプリをインストールした時に課金されるタイプ
  4. もしくは上記のいずれかの複合

 これはアドネットワークによって違ったり、広告主によっても違うのですが、相場は「1再生=1円」ほどになると言われています。
 SSP「アドフリくん」で扱っているアドネットワークの収益性実績もeCPM500円~1,500円、良い時は3,000円に達するので「1再生=0.5円~1.5円、良い時は3円」といった所です。

▼某アクションゲームアプリのeCPM実績

処理済~動画リワードeCPM

資料提供:アドフリくん


 このように、通常のバナー広告と比べてかなり高いeCPMを叩き出す動画リワード広告は良いことずくめのように見えますが、実は、広告マネタイズの視点から見ると、ちょっとした弱点があるのです。

SSPで解消する動画リワード広告の弱点

 動画リワード広告は、まだ日本国内での普及が海外ほどではないため、広告主の在庫が少ないことが弱点となっています。広告主の在庫が少ないと、次の様な事が起こります。

  1. 在庫が少ないので、動画が準備されない(表示したい時に表示できない)。
  2. 在庫が少ないので、同じ広告案件の動画が何度も流れ、ユーザーの興味が薄れる。
  3. ユーザーの興味が薄れ、広告主の広告効果が悪くなると「フリークエンシーキャップ※」がかかるアドネットワークもある。※1人のユーザーに対して1日に見せる動画の回数に制限がかかる事

 そのため、アプリによってはeCPMが高くても思ったほど広告表示回数が伸びず、機会損失になることもあります。

SSPを使った動画リワード広告の併用

 動画リワード広告の広告案件がまだ少ない、またフリークエンシーキャップがキツメにかかるユーザーもいる中、SSPを利用した複数ネットワークの運用はかなり効果的です。いずれかのアドネットワークの案件が無くなったり、フリークエンシーキャップがかかってしまったとしても、他のアドネットワークの広告が表示され、案件切れのリスクを抑えることができます。
 これまでは海外製のSSPしかなかったのですが、この夏からは国内SSPも対応をし始めています。

動画リワード広告の「コツ」

 動画リワード広告は、今までのバナーやウォール広告のように、ただ掲載すれば良いというものではありません。掲載方法によって大きく売上額が変わってきます。

有限なものではなく、無限なものを報酬(インセンティブ)として付与

  1. 有限なもの=「伝説の剣」「追加キャラクター」「ゲームの背景画像」etc
  2. 無限なもの=「ゲーム内通貨(魔法石的なもの)」「コンティニュー」「時間短縮アイテム」etc.

(ソーシャルゲームの課金ポイントと同じですね)

 「有限のもの」に対して報酬(インセンティブ)を付与すると、欲しいもの(例えば「伝説の剣」)をもらってしまった後は動画を見る理由が無くなります。
 それに対して、「ゲーム内通貨」や「コンティニュー」のような「無限のもの」はいくら報酬としてもらっても需要は尽きないので、ユーザーは同じゲーム内で何度も動画広告を見てくれます。
 私も「Breaker」や「TapTitan」などのゲームで、報酬欲しさに20回~30回は動画広告を見ているような気がします。
 ゲームアプリでよく言われる、「1ダウンロードあたりの売上額が10円~40円くらい」という相場感から考えると、20~30回動画広告を見ると、プラスで20円~30円(1再生1円換算)売上が上がるので、売上の3割~5割くらいを動画リワードが占めることもあり得るのです。

ツール系、ニュース系、読み物系のアプリでも使える動画リワード広告

 動画リワード広告が使えるのはゲームアプリだけではありません。
 例えばツール系アプリの場合、動画広告を見ることによって有料機能(プレミアム機能など)を時間制限(30分間だけ)をつけて解放することが可能です。ニュースアプリであれば、動画広告を見ることによって記事の途中までしか読めなかった有料記事(プレミアム記事)を一つだけ先に読み進める事を可能にするなど、工夫次第でいろいろな実装ができますので、今後どのようなものが出てくるか楽しみですね。

アドフリくんを通して動画リワードを使うメリット

 SSP「アドフリくん」は国内製SSPとしていち早く動画リワード広告に対応しました。9月14日現在、アドフリくんが対応しているアドネットワークは『AdColony』『AppLovin』『UnityAds』で、このあとも続々追加予定となっています。

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SSP「アドフリくん」を通して動画リワードを使うメリット

  1. 独自測定のeCPMを元に収益性の高いアドネットワークを自動配信
  2. 「見やすいグラフ表示」で全てのアドネットワークのレポートを一元管理
  3. 複数ネットワークを使う事でアドネットワークの案件切れリスクを最小限に
  4. 案件切れ、動画が準備できていないアドネットワークがあったとしてもスキップして別のアドネットワークを呼び出す(案件切れの検知機能)
  5. 面倒な海外ネットワークへの登録を代行し「日本円」一括支払い

▼参考リンク
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