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トップならではの悩み? 収入に対する批判が根強いYouTuberというお仕事

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by [2015年7月14日]

 PewDiePieという人物をご存知だろうか? 彼は恐らく世界で一番「有名な」、そして「稼いでいる」YouTuberだ。日本でもすっかり認知されたYouTuberという仕事の先駆者であり代表者ともいえる彼だが、ある動画を投稿したことで話題を呼んでいる。

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PewDiePie氏は終始ハイテンションなゲーム実況で人気を博している

 7月7日、彼が投稿した動画は「Lets Talk About Money.」というものだった。
 この動画が投稿された理由は、スウェーデンのオンラインメディアEXPRESSEN.SEによる彼の昨年の収入が6370万クローナ(約9億円)だという記事が多くの反響を呼んだためだ。

「貧しかった昔も楽しいものだった」

 PewDiePieことフェリックス・シェルベリさんはスウェーデン人の大学生だった。YouTubeへの動画投稿を始めた当時はゲームをプレイできるPCすら持っていないほど貧乏で授業料を払うのすら困難を極めた。その後、大学を中退し、ホットドッグスタンドでアルバイトをしながらYouTubeへの動画投稿を続けYouTuberになるに至った。
 スクリーンの前で叫んでいるだけで大金を稼いでいることに対して多くの人はショックを受け、とても怒り、不公平だと感じていることを理解していると踏まえたうえで、彼はお金は人を幸福にするわけではない、貧しかった昔も今と同じくらい楽しいものだった、好きな事(動画投稿)が出来れば幸せだったと話す。

 彼が紹介したFacebookのコメントは、例えば「命を危険に晒し、国を守るために戦っている人々がいる一方で、叫んでゲームをしているだけの人間が大金を稼ぐのは馬鹿げている」といったものや、「俺は無駄に叫んだり、下ネタを言ったり女装したりハーレムシェイク※出来るから何百ドルか頂戴」といったものである。※集団で踊り狂う内容の動画でインターネットにおける流行の1つ
 つまり、視聴者が問題にしているのは、PewDiePieのやっていることの「くだらなさ」「意味の無さ」に対して彼の報酬が見合っていないと思われていることなのだ。これは決してPewDiePieだけが言われていることではない。YouTuber全体が同様の批判に晒されているのが現状だ。

キャプチャ

日本を代表するYouTuberであるHIKAKINも、高評価だけでなく低評価の数も多い

 広告が大きな影響力を持つ現代において、広告から莫大な収益を得る彼らならではの悩みだが、YouTuberという仕事が本当の意味で市民権を得ることが出来る日は来るのか、これからの彼らの活動に注目したい。
 PewDiePieは、Facebookに寄せられた収入に関するコメントに対して返事をし、最後に自身の視聴者や支えてくれる人々に対して感謝の意を述べて動画を締めくくった。

PewDiePie
HikakinTV

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