https://www.icann.org/

インターネットの総元締めが民営化の見込み、ICANNって何?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2015年5月20日]

https://www.icann.org/

https://www.icann.org/

 

AFP通信によると、ICANNのファディ・チェハデCEOは14日、同組織が今月末までに民営化される見込みだと発表しました。さて、このICANNとは、どのような組織なのでしょうか?

ICANNとは?

 ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)とはカリフォルニア州に本拠を持つ非営利法人で、ドメイン名やIPアドレス、ポート番号の管理などを全世界的に担っています。州法に基づいた民間非営利法人という体裁をとりながらも、その権限は米商務省から与えられています。

 そもそもインターネットは、米国防総省の研究機関であるDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency)の実験ネットワークから生まれたという経緯もあり、ICANNの発足以前は米国政府の管轄化にありました。

 米政府はインターネットのビジネス的な広がりを受け、アドレス管理を民間委託する方向へ舵をきりました。そこで、1998年に設立されたのがICANNだといいます。

グローバル・コミュニティーの管轄に

 とはいえ、ICANNはドメインネームシステム(DNS)サーバーを一元管理しており、すべてのドメイン名のもととなるDNSサーバーが米国政府の影響下にあることを批判する国も少なくありません。国連の管轄化におくべきだとの意見も根強くあったようです。

 AFP通信によると、米政府は昨年、各国政府や国連などから直接的な統制を受けないことを条件に、ICANNの監督的役割から退く用意があることを公表していました。チェハデCEOは、ICANNの管轄は「複数の利害関係者が関わるグローバル・コミュニティー」に委ねられる見込みだとしています。

【参考リンク】
ドメイン名管理のICANN、「年内に民営化へ」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
IT:【トレンド解説】ICANNの深刻化する状況とは?
ICANN(アイキャン)とは – コトバンク

タグ:
PageTopへ