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悲しいけど、逃げるしかないのよね『激務`s』『げきむず!』

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by [2015年2月06日]

 プー太郎は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のブラック企業を除かなければならぬと決意した。プー太郎にはコンプライアンスがわからぬ。プー太郎は、メルヘンである。笛ではなく竹輪を吹き、羊を数えながら眠りについていた。けれども悪に対しては、人一倍に敏感であった。朝10時、プー太郎は副都心線に乗り、20キロ離れたこの中目黒にやって来た。ゲームをするためにである。日没までにクリアしないと、プー太郎の親友はブラック企業で精神を病み、二度と社会復帰できない可能性がある。

世知辛い現実の風刺ゲーム?

 『激務s』は右、左、ジャンプのいずれかを駆使して、ブラックな言葉の数々を十秒間、逃げ続けるだけなのシンプルなものである。個人的に気に入ったのは「会社が潰れるか、お前が潰されるかだ」という台詞である。これに対するプー太郎的な正しい解答は、「私が会社を潰す!」である。
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 出来ることなら労基法で迎え撃たなければならないのかもしれないが、このゲームは世知辛い現実のメタファーなのかもしれない。悲しいかな、逃げ続けることでしかクリアできないのである。
 それにしても当たり判定が厳しい。筆者はステージ2までは何とか行けた。ステージ2は単に言葉が降るわけではなく、着地ぎりぎりで左右に分裂する。うむ、わかっている。もうステージ2は終わったから、次がどうなるのか教えろよ、みたいなことは言わないで欲しい。

激務's~げきむず~ iOS版激務's~げきむず~ iOS版

難易度、下げよう、そうしよう

 『げきむず!』は『激務s』の続編である。ないかくそうりだいじん、みたいに、ひらがなになると何でもかわいく見えてくるが、ゲームのシステムはちっともかわいくなんかない。
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 今回はブラックな言葉ではなく、モンスターが襲ってくるので、動きがより一層、うねうねしており、ステージ1で製作者が全力で潰しにかかってきているのがわかる。 
 
げきむず!

 二作通してやってみたのだが、真ん中のジャンプを使う機会はついぞ来なかった。それどころか、使ったら確実にゲームオーバーになる。おそらくステージが後半になるにつれて、活躍してくると思われる。

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