アドフリくんの小室 喬志氏

アドジェネとSSP感謝祭を共催!アドフリくん「アプリには、アプリの稼ぎ方がある」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2014年12月25日]

1-IMG_7854
12月17日、渋谷ヒカリエの31階(スケールアウトオフィス)にて、ビールを飲みながら参加できる SSP をテーマにしたセミナーイベント「ビールナイト」が開催されました。今回のイベントは、株式会社スケールアウトの媒体社向け SSP『アドジェネレーション』、また弊社のスマホアプリ広告配信特化型 SSP『アドフリくん』の2大 SSP が共同で主催した、アプリデベロッパー向けの大忘年会も兼ねたものです。

メディアにできる恩返し」をテーマに、イベントでは以下3つの講演がありました。

  1. 広告市場と SSP の仕組みをおさらいする『アドフリ x アドジェネ SSP セミナー』
  2. アプリデベロッパーによる『株式会社バイバイのマネタイズ&プロモーション大公開』
  3. +Beans より『伝説のアイコン職人「ジャック」さんが教える、売れるアイコン& PV の作り方』

本記事では、『アドフリ x アドジェネ SSP セミナー』の講演を2部(アドジェネレーション、アドフリくん)に分けてお届けします。

「スマホアプリ」と「ウェブ」の違い

アドフリくんの小室 喬志氏

弊社アドフリくん担当の小室喬志

今年は大手企業さま、そして PC メディアで活躍されている方々がアプリ市場に参入してきました。しかし「参入したけど苦労している」というお話も聞いていますので、「アプリには、アプリの稼ぎ方があるんだよ」ということをお伝えしたいのです。

アプリとウェブの広告マネタイズの違いを簡単にご説明します。
アプリとウェブの違い

★ウェブ
まずウェブについてですが、純広告がレイヤーとして一番上にあり、純広告がない時は DSP/SSP 間で RTB (リアルタイム入札システム: Real-Time Bidding) を経由した広告やリターゲティング広告を流し、それがない時はアドネットワークを配信するという、1つのパックのようなマネタイズになっています。

※編集部注
DSP (Demand-Side Platform) は広告主の収益が最大になるような広告の配信、SSP (Supply-Side Platform) 広告枠を提供しているメディアの収益が最大になるような広告枠の提供を支援するプラットフォーム。DSP と SSP の間で RTB を利用して広告入札を行うのが大きなトレンドとなっている。

★スマホアプリ
ところが、スマホアプリでこの形を適用しようとすると現状は上手く行かない場合がほとんどです。
まず純広告は、自社のメディアがWEBでやっている時くらべてアプリのインプレッションが全く伸びていない場合があることや、売上規模に対して人のリソースを当てられないこと、アプリメディアの寿命がWEBと比べると短いことなど、様々な理由により、純広告運用はまだアプリではおりません。

次に「DSP・リタゲ広告」も、諸事情により(※後述)まだまだスマホアプリに浸透していません。そうなると、アプリでの広告マネタイズは「アドネットワーク」を主力で利用する他ありません。事実、アドネットワークをいかに上手に活用するか、に注力しているスマホアプリがいま稼いでいます。

現在、スマホアプリ広告で主力になっているものは CPC の画像バナー、アイコン広告、インタースティシャル広告、ウォール広告です。これら4つを上手く組み合わせることで、バナー広告を入れるだけよりも、3倍~4倍の売上を稼げるようになっています。

高収益の保証のないアプリ広告では、SSP に頼るべし

スマホアプリの世界でも RTB を利用した広告配信が流行る、と言われてはいますが、現状スマホアプリ広告においては DSP/SSP 間の RTB による広告配信の売上は約 5% と言われており、それ以外は大体 CPC、CPI 系のアドネットワークになっています。RTB がなぜまだ浸透していないのかと言えば、ウェブとアプリで使われている技術が違うことが挙げられます。

まず、ウェブと違ってアプリの広告市場では、ターゲティングができませんでした。ウェブの場合に、ターゲティングのベースにしていた Cookie を、スマホでは利用できなかったからです。しかし、近年はアップルやグーグルが用意した専用の端末識別 ID、「IDFA」や「Advertising ID」など、Cookie の代わりに利用できる認証技術が出てきました。アドフリくんやアドジェネの方でも、メディア様の IDFA を取得するという準備は整えていますが、現状では、この ID を使って「広告を打ちたい」という広告主さまの準備がまだ出来ていない印象です。
要するに、スマホアプリ広告においては、ターゲティング、純広告などのウェブでメインであった広告手法が通じず、アドネットワークをメインの手法として稼がなくてはなりません。

また、「絶対的な高収益の保証がない」というのもアプリ広告市場のもう一つの特徴です。純広告では自分で広告の値段を決めることができ、DSP では eCPM (収益性:effective cost-per-mill) から判断して一定額以上の広告だけをとることができましたが、アドネットワークの場合、一部の特殊な例を除けば広告の単価を絶対的に保証することはなかなかありません。メディアとの相性が悪くて、アドネットワークの単価が上がらない可能性も十分にあります。
上で述べたように、スマホアプリでマネタイズする上では、ほぼアドネットワークのみで稼がなくてはならないので、絶対的な高収益の保証がありません。アドネットワーク1社のみを使うのはリスクが大きいため、アドネットワークを複数利用することができる SSP を利用するのが、スマホアプリ広告においては正解です。

さらに言えば、私たちの SSP「アドフリくん」、「アドジェネレーション」のように、スマホアプリの視点からサービス提供を始めた SSP が、アプリ広告マネタイズのノウハウをどこよりも持っています。

では、アドフリくんの特徴を説明したいと思います。

アドフリくんの特徴

アドフリくんの大きな特徴は3つあります。
★アドネットワークの選択肢、広告フォーマットが豊富
アドネットワーク 選択肢
1つ目の特徴は、「アドネットワークの選択肢が豊富」ということです。つい最近、ゲームアプリ向け CPI 広告『GameFeat』とアドフリくんが連携を開始しましたが、その他にも20社以上のアドネットワークをアドフリくんで利用することができます。最近は台湾でヒットするアプリが増えてきているため、海外アドネットワークも揃えています。

また、あらゆる広告フォーマットにも対応しています。バナー、アイコン、インタースティシャル、ウォールなど、いま流行りの広告フォーマットはもちろん、次に流行ると言われている動画フォーマットについても、『Mapps』『AppVador』を揃えています。

★アドネットワークを公平に評価
収益性を判断
第二に、「アドネットワークを公平に評価できる」という点です。一般的に、各アドネットワークは管理画面から eCPM を見ることができるようになってはいるのですが、eCPM の算出に用いるインプレッションの定義がアドネットワーク各社によって異なります。そのため、各アドネットワークの管理画面で見ることができる eCPM を横に並べても、実は正しく比較することができません。アドフリくんの場合は、各アドネットワークのインプレッションを統一の定義・手法で計測し、そのインプレッションから公平に eCPM を算出します。これにより、各アドネットワークを公平に評価したグラフが上の画像(アドフリくんの管理画面)です。つまり、各アドネットワークの収益性を正しく判断・比較した上でマネタイズできるところが、2番目の特徴です。

★アドフリくん SDK 1つで20社のアドネットワークを利用できる
ハードル 極限まで下げる
最後が、「アドフリくんの SDK 1つを導入するだけで、複数社のアドネットワークを運営できる」という点です。複数社のアドネットワークを導入する際の一番のハードルが、複数の SDK の導入と運用の手間だと思います。
しかし、アドフリくんを導入することでこのハードルを極限まで下げることができます。各アドネットワークの SDK を複数導入しなくとも、アドフリくんの SDK を導入するだけで20社のアドネットワークを利用することができます。また、その運用についても、自動で1時間おきにアドネットワーク運営を最適に回してくれる機能があります。
スマホアプリ広告マネタイズにおいて欠かせない、「複数社のアドネットワーク運用」の開発工数を大幅に削減できるのがアドフリくんの3つ目の特徴です。

アプリ発の SSP でスマホアプリ広告収益の最大化を

以上のことをまとめると、スマホアプリ広告においては、ほぼアドネットワークのみで稼がなければなりませんが、高収益を保証できるアドネットワークがないため、リスクヘッジの意味でも複数のアドネットワークを運用する必要があります。
アドフリくんなら、20社のアドネットワークの導入を1つのアドフリくん SDK の導入で済ますことができ、自動でリアルタイムに最適化して運営することもできます。また、複数のアドネットワークを正しい eCPM で判断でき、もちろんあらゆる広告フォーマットにも対応しています。
メディアの収益最大化、リスクヘッジは SSP として当然として、それ以外に、スマホアプリの開発工数を減らす、運用工数も減らせる、というのがアプリ発 SSP のアドフリくんやアドジェネレーションの強みです。
もちろん、まだ浸透していないとは言ってもいずれ必ず流行るだろう DSP 各社との RTB 連携も強化していきます。

「良い時に、良いものを」をモットーに進化を続ける SSP 『アドフリくん』と『アドジェネレーション』を今後ともよろしくお願いいたします。

★後編『アドジェネレーション』はコチラ
収益最大化に徹底的にこだわった『アドジェネレーション』『AppBank SSP 』

▼参考リンク
【SSP感謝祭】アドフリ×アドジェネ~アプリデベロッパー大忘年会!~Powerd by ビールナイト

コメントは受け付けていません。

PageTopへ