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アプリ開発者も「アベノミクス」しかない?

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by [2014年12月15日]

選挙戦で「経済も外交・安全保障も この道(アベノミクス)しかない」と訴える 安倍晋三自民党総裁

 昨夜の選挙戦特番でも、まず話題になったのが「アベノミクス」だった。安倍政権の経済政策は株価の上昇や雇用状況の改善、給与の2%アップなどの成果を生んだが、その効果は一部の大企業や富裕層に限定されているとの批判も根強い。個人のアプリ開発者に「景気上昇の温かい風」はいきわたっているのか。インターネット上の声をのぞいてみた。

ウハウハの米市場向けアプリ開発者

 ネット上でアベノミクス評をしていたのは、2年半まえのから米国向けにAndroidアプリの販売をしているというアプリ開発者のAさん(仮名)。

 Aさんは「1ドル=80円」の円高時代だった当時、ご自身のアプリを米国向けに2ドルで販売していたという。その後に円高がさらに進み、「1ドル=76円」時代が到来。ドル建ての収入は通貨レートの変動に直に影響される。アプリの単価は下がるばかりで、Aさんが手にする利益も減ってしまった。

 しかし、2012年12月に安倍政権が成立し、日銀による量的緩和などで円安株高が進行すると、Aさんの景気もよくなってくる。アプリの売り上げ単価の2ドルが、円換算でどんどん上昇していったのだ。

 以前はアプリが1つ売れるたびに150円の儲けだったというが、いまはさらに100円上昇しているというから驚きだ。収入がドル建てのアプリ開発者は、円安時代に強いということか。

 本日午後16時50分時点の為替レートは1米ドル =118.680275 円。今夜もAさんはほくそ笑んでいるのかもしれない。

国内マーケットはまだの模様

 いっぽうBさん(仮名)はRPGなどを手掛けるアプリ開発者のようだが、アベノミクスの影響を感じていないと述べている。フリーランスのBさんの収入が上昇するためには、国内マーケットで有料アプリがたくさん売れるのが一番だ。

 しかし、増税前の駆け込み需要が反動し、日本の消費熱は停滞したままだ。国内アプリ市場でも事情はそうかわらないのかもしれない。

 一年半後には消費税が10%になるという——それまでにアプリ開発者へアベノミクスの恩恵がいきわたることを祈っている。

▼参考リンク
自民党

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