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mBaaS でスマホアプリのサーバ管理が楽になる!Unity × ニフティクラウド mobile backend

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by [2014年12月04日]

ニフティクラウド mobile backend はニフティ株式会社が提供するmBaaS(Mobile Backend As a Service)サービスです。mBaaS とは、スマホアプリ・Webアプリのバックエンド(サーバサイド)を提供するサービスで、海外では Facebook に買収された Parse などが有名な mBaaS サービスとして挙げられます。

text by 中津川篤司 ニフティクラウド mobile backend エヴァンジェリスト。オープンソース・ソフトウェアを毎日紹介するブログMOONGIFT、およびスマートフォン/タブレット開発者およびデザイナー向けメディアMobile Touch運営。B2B向けECシステム開発、ネット専業広告代理店のシステム担当を経た後、独立。多数のWebサービスの企画、開発およびコンサルティングを行う。2013年より法人化。

サーバ機能が必須となった最近のスマホアプリ

最近では、ちょっとしたカジュアルゲームでさえランキングやソーシャル機能を備えており、現在のスマホ向けアプリにとってサーバサイドの機能は必須と言えます。しかも、サーバが落ちてアプリ全体が機能しなくなればあっという間にアプリの評価は下がってしまうくらい、アプリにとってサーバサイドは重要な機能です。

しかしその一方で、アプリの評価は UI(ユーザインタフェース)に大きく左右されることが多く、サーバサイドを磨き上げてもアプリの評価が上がることはあまりありません。
そんなサーバを維持し続けるというのはとても大変です。特に複数のアプリを開発している場合は、サーバ台数やアプリごとの機能差が増え、管理がどんどん煩雑化していきます。
サーバサイドのこうした苦労を取り除き、本来傾けるべき開発リソースをしっかりアプリ開発に使えるようにする仕組みがmBaaSと言えます。よくあるアプリ開発、運用時に必要な機能を mBaaS がまとめて提供することでアプリ開発のスピードアップ、運営の安定化、インタフェースの統一がはかれるようになります。

ニフティクラウドの Unity SDK のリリース

これまでニフティクラウド mobile backend では iOS/Android/JavaScript 向けに SDK を提供してきましたが、ニーズの高かったUnity向けの SDK も7月にリリースしました。ニフティクラウド mobile backend の主な6つ機能のうち、Unity SDK ではデータストア、認証、位置情報検索の3つの機能を提供しています。他の機能については現在開発中ですが、近いうちに紹介できると思います。
また、API のリクエスト数については、基本的に mBaaS に対するリスエストがそのままカウントされます。例えばユーザ検索も、プッシュ通知作成も1カウントになります。

現在、Unity 開発者の方がバックエンドに求めている機能は、現在大きく分けて3つあると私たちは考えました。一つは認証、いわゆるユーザ登録やログイン機能です。もう一つはハイスコアの記録、最後にそのハイスコアを並べたランキング機能です。
そこで今回のデモではニフティクラウドがサポートするその3機能について紹介したいと思います。

ニフティクラウド mobile backend の使い方

Unity SDK の始め方は非常に簡単です。ニフティクラウドのページから SDK の DLL ファイルをダウンロードし、その後これを Unity プロジェクトにドラッグ & ドロップすれば良いだけです。後は空の GameObject を作り、そこにアタッチすることで設定欄が表示されるようになります。

設定欄ではニフティクラウド mobile backend のアプリケーションキーとクライアントキーを登録します。これは管理画面から簡単に作成可能で、生成された文字列をコピーして Unity プロジェクトに貼り付けるだけです。

認証機能

この SDK を登録後、Login シーンの追加とファイルを2、3追加するだけで認証機能ができあがります。実際に実行すると、ログイン画面が表示されます。最初はサインアップ(新規登録)画面にいって、ユーザ ID、パスワード、メールアドレスを登録します。登録した後、管理画面を見るとユーザデータが登録されているのが確認できます。

そして先ほど入力した ID、パスワードでログインするとゲーム画面に遷移します。ここまでの手順であれば慣れてしまえば30分もあれば終われるはずです。バックエンドを含め、認証機能を一から作るとなるととても大変なイメージがありますが、ニフティクラウド mobile backend を使うと本当に簡単に実装ができます。

参考:Unity × NCMB。Unity ゲームにランキング機能を追加しよう

ハイスコア記録

ハイスコアの記録は認証機能ができあがっていればとても簡単にできます。ニフティクラウド mobile backend はスキーマレスなデータ保存システムになっています。スキーマレスというのはあらかじめ構造を設計しておく必要がなく、柔軟にデータ保存ができる仕組みです。これにより管理画面で複雑な設定を行うことなく、ハイスコアに必要なユーザ ID とスコアを保存できるようになります。

参考:Unity×NCMB。Unityゲームにハイスコア保存機能を追加しよう

ランキング

そしてランキング機能です。これは既にデータとして記録されているハイスコアを取り出して並べてあげるだけです。ニフティクラウド mobile backend では ALC(権限)機能があり、公開するデータとログインしている本人のみが見れるデータを指定することができます。ハイスコアについては公開データとなっていますので、他のユーザのスコアも表示ができるようになっています。ゲームにおいてランキング機能はアクティブ率、継続率を引き上げるために重要な要素になりますので、ぜひニフティクラウド mobile backend を使っていただきたいと思います。

無料で利用をはじめられます

ニフティクラウド mobile backend は無料で月間200万回のAPIアクセス、5GBまでのデータストレージが提供されています。これはちょっとしたゲームであれば十分な容量ではないでしょうか。現在 Unity SDK では対応していませんが、プッシュ通知も月間200万回まで行えるようになっています。さらに上位プランのProであっても月2,000円のコストで500万回までのAPIアクセスが可能です。検証用途においても十分な利用ができるかと思います。

コミュニティはじめました

無料の Basic ユーザ、Pro ユーザを対象にユーザコミュニティが開設されました。既にいくつもの質問が寄せられています。ここではニフティクラウド mobile backend を使っていて分からないことや困ったこと、便利な Tips、ニフティクラウド mobile backend を使ったアプリを作ってみたという自慢などが投稿できるようになっています。質問についてはエヴァンジェリストである私をはじめ、コミュニティベースでお答えする形になっていますので、実際に使ってみて困ったことがあったらどしどし投稿してください。

▼関連リンク
アプリ開発をよりスマートに、スピーディに | ニフティクラウド mobile backend
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