iab

プログラマティックな広告取引における標準API仕様「Open Direct 1.0」公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2014年11月10日]


 米広告業界団体IABは11月3日、プログラマティックバイイングにおける標準API「Open Direct 1.0」の仕様を公開しました。IABは、2014年12月3日までの間、本仕様においてパブリックコメントを募集し、コメントを評価した後に最終版を発表します。

IAB(Interactive Advertising Bureau)とは

 IABは、米国ニューヨークを主な拠点として活動する、オンライン広告・インタラクティブ広告企業によって構成された業界団体。1996年に正式に設立され、GoogleやYahoo!など500以上の加盟企業を抱えています。

IAB Open Directとは

 パブリッシャーはこれまでパッケージング・価格設定・在庫配信をコントロールできず、代理店は複数のパブリッシャーに対して多くの異なるサービスを管理しなければなりませんでした。IABがデザインしたプラットフォーム「Open Direct」は、これらの問題を解決するものです。仕様の開発には、IABに加盟しているAOL、Microsoft、 Yahoo & Yieldexが携わっています。

IAB Open Directの導入メリット

 IAB Open Directの発表は、広告業界において数多くのメリットを提供します。まず始めに、ワークフローの効率化により最も効果が良いデジタルキャンペーンを制作します。また、パブリッシャーによる広告のパッケージング、その価格設定と在庫配信におけるコントロールが可能になります。

これにより、
・ユニークユーザーの流動性の改善
・複数のパブリッシャーをAPIで統合することによる効率化
・プログラマティックの売買は、企業ごとにやりとりがまちまち。これを共通化することで海外のプログラマティックに接続する時に発生していた問題がなくなる

 プログラマティックな広告取引は、日本での導入率が20%以下。アドテクに注目がいくわりには、日本は海外に追いついていません。しかし「Open Direct 1.0」という業界標準が発表されたことにより、プログラマティックの導入が加速する可能性があります。

▼参考リンク:
IAB Releases OpenDirect 1.0 For Public Comment of Specification That Provides Publishers Greater Control in Packaging, Buying and Selling Premium Inventory Through Programmatic
日本のプログラマティック導入率は20%以下、米国では2018年には82%に
IAB Open Direct – What is it?

コメントは受け付けていません。

PageTopへ