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ハードウェア事業を強化するAmazonのオリジナル製品まとめ

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by [2014年11月07日]


 2014年になって、続々とハードウェアを出しているAmazon。これまでに出たAmazon製ハードウェアを簡単に振り返りつつ、2014年11月に発表されたばかりの「Amazon Echo」をご紹介します。

電子書籍リーダー「Kindle」シリーズ


 Amazonが製造・販売する電子書籍リーダー「Kindle」は、2007年11月19日に第一世代が発売されました。2012年9月6日発表の「Kindle Paperwhite」、2014年9月17日発表の「Kindle Voyage」と新シリーズが発表され続けている、安定人気のハードウェアブランドです。携帯電話会社との契約が不要で、Kindleストアとウィキペディアへの通信料はAmazonが負担してくれることが特徴。

Amazonのスマートフォン「Fire Phone」

 iPod、iPod TouchからiPhoneに進化したのと同じ流れで、Kindle、Kindle Fireから進化したように感じるのがAmazonのスマートフォン「Fire Phone」。2014年7月に発売されました。AndroidをベースにAmazonが独自開発した「Fire OS」を搭載し、前後に6台のカメラを内蔵しています。他社製品との一番の違いはアプリ「Firefly」の存在ではないでしょうか。映画や音楽、市販の商品全般をカメラやマイクで認識し、Amazonで購入できる…という「Amazonへの導線」の役割を持つアプリです。
 しかし2014年6月の発売から2か月で199ドルから99ドルへの値下げ、通信キャリアとの同時契約なら99セントまで下げたにも関わらず、Fire Phoneは8300万ドルの在庫を抱え、4億3700万ドルの純損失を出したとのこと。

TVに差し込む端末「Fire TV Stick」

 2014年10月、米AmazonがChromecastのAmazon版的存在「Fire TV Stick」を発表しました。Chromecastと違う点は、リモコンが付属しているため操作するための別デバイスが不要であることと、音声検索機能を搭載していることです。
 趣旨は丸かぶりしているため、「GoogleのChromecast&Google Play Movies」対「AmazonのFire TV Stick&Amazonインスタント・ビデオ」の対決色がより濃厚になりました。

音声アシスタント「Amazon Echo」

 2014年11月、米AmazonがSiriのような音声アシスタント「Amazon Echo」を発表しました。電源に接続していればいつでも反応してくれますし、7つのマイクを内蔵しているのでどこから話しかけても認識。さらに雑音がある中でも人の声を抽出します。天気予報やニュースを聞けば答えてくれて、「Play music by Bruno Mars(ブルーノ・マーズの曲をかけて)」と言えばかけてくれて、「Add wrapping paper to the shopping list(ラップを買い物リストに入れて)」と話しかけると自動的に入れてくれます。

エンタメから生鮮食品までカバーするAmazon

 「オンライン書店」という位置づけで説明されることの多かったAmazonですが、現在は食料品や家電、パーティーグッズに至るまで、なんでも扱うモール型ECとなっています。「リアル書店で扱われないニッチな書籍」を求める層に訴求するサービスに始まり、なんでも屋へと拡大していった経緯は、「ハーバードの大学生」限定だったFacebookが、誰でもやっているSNSになっていった経緯を彷彿とさせます。
 また、Amazonは2007年より「AmazonFresh」という生鮮食料品ECをシアトル限定で試験的に運用してきました。午前10時までに注文した品物は、当日の夕食に間に合うよう配達されるそうです。2013年末にはサンフランシスコでの運用をスタート。さらに2014年10月、ニューヨーク都心部でもサービス開始する予定があることを発表しました。生鮮食料品の即日配達には流通のノウハウが必要になるため、シアトルで何年もかけて慎重に実験を重ねてきた、その成果がアメリカを中心に見えてくるのではないでしょうか。「Amazon Echo」とこうした生活密着型のEC・流通がつながることで、Amazonは人々にとってより無くてはならないものになっていくのかもしれません。

Amazon Echo

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