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殺人未遂事件の手がかりがスマホに!警察が強制的にロックを解除しようとしたところ…

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by [2014年11月05日]

 引用:Mashable

 犯罪捜査においてスマートフォンのデータを提出することになった場合、警察は果たしてスマホにかかっているロックを解除せよと命じることは出来るだろうか。ほとんどの人は出来ると言うだろう。そして、それは正しい。当然である。
 しかし、ある場合においては、その限りではない。
 米ヴァージニア州で行われたとある裁判で、スマホのロックは検察側が強制的に解除できるものではないとする解釈が下された。殺人未遂事件を起こした犯人である被告人のスマホに、事件の重要な手がかりがあるとした検察側が強制的なロックの解除を求めたのだが、この強制解除が合衆国憲法五条に違反しているとされたのだ。いったい何が問題だったのだろうか?

パスワード? 指紋認証?

 スマホのロックは大別して二つの方法がある。「頭の中」で文字や数字の羅列を情報として記憶するパスワード、あるいはその人にしかない「身体」そのものを情報として扱う指紋認証である。そして、指紋認証の場合、警察はスマホのロックを強制的に解除することが出来るのである。これは事件が起きた場合に、重要参考人からDNAや指紋の採取するのと同じ合法的な捜査である。
 しかし、パスワードの入力は少し扱いが違ってくる。というのは、パスワード、すなわち「頭の中」で記憶している情報は「知識」であり、そしてそれは合衆国憲法修正第五条にて侵害されることがないように保証されている(根拠は修正五条の「何人も、刑事事件において、自己に不利 な証人となることを強制されない」という箇所)。州最高裁での判決ではないため、この解釈の拘束力はどれほどのものか量りかねるが、先例として影響を及ぼすケースも出てくるだろう。
 FBIがiPhone 6の暗号化技術の高さを「法の適用を免れさせる商品」として批判していたように、セキュリティ技術の向上は、警察、公安などの組織にとっては今のところ悩みの種であるようだ。

▼参考リンク
Mashable『Cops can make you unlock your smartphone with fingerprint, says judge』
THE VIRGINIAN-PILOT『Police can require cellphone fingerprint, not pass code』

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