上原さん

駅の工事に合わせ続くアップデート…『新宿ダンジョン』開発者・上原氏インタビュー

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by [2014年10月09日]


沖縄で生まれ育ち、組み込み系プログラマとして勤務していた上原氏。2010年頃に公開したゲーム「上原シリーズ」が理不尽なまでの難易度で話題になりました。その後は個人のアプリ開発者として『上原の冒険』『新宿ダンジョン』などヒット作をリリース。そんな上原氏に、今後の展望についてインタビューしました。

とりあえず“先月の渋谷”を舞台にリリース

───ヒット作「新宿ダンジョン」の続編として「渋谷ダンジョン」を開発中だそうですが、現在はどんな段階ですか?
マップはあらかた完成しています。ただ、ダンジョンシリーズのコンセプトとして「クリアするまでに全てのルートを通っている」というものがあるんですが、渋谷駅は縦に長くてルート作りや謎解きの配置が難しいんですよね。そこで ちょっと苦戦しています。

───渋谷駅は大工事中でもありますが、どの時点での渋谷を舞台にリリースされるんでしょうか。
とりあえずは先月の渋谷ですね。

───ターミナル駅は非常に頻繁にアップデートされますが、ダンジョンシリーズの今後のアップデートはいかがされますか。
『新宿ダンジョン』も、今の時点でいくつか違っているのに気付いているんですよね…。アップデートは半年毎くらいにまとめてやろうと思っています。リクエストが来ていたので、渋谷のほかにも東京と梅田もリリースしようと考えていますが、大きな工事予定は怖いですね。

環境はMac、Cocos2d-x、Fireworks

───アプリの開発環境はどういったものを使っていらっしゃいますか?
自宅用のiMacと、外出用にMacBookを使っています。環境はCocos2d-xです。

───ゲームアプリ開発において一番苦労されているところは何でしょうか。
グラフィックですね。制作時間の半分はグラフィックに費やしています。ゲームを作るようになるまで、絵は全く描いて来なかったので。

───グラフィックの制作環境は?
Fireworksを使っています。でもサポートも終わっちゃったので、PhotoshopやIllustratorを入れなきゃいけないのかなとも思っています。

───開発者イベントや駅の資料集めのため、沖縄から度々上京されているそうですが、その頻度はどれくらいですか?
あぷまがどっとねっとさん主催のイベントには、ほぼ参加しています。他にも飲 み会や打ち合わせに参加したりするので、毎月来ています。しかし関東は寒いので、暮らせないですね。

UnityとOculus Riftが気になる

───マネタイズは、今後も広告が中心の予定ですか?
ほとんど広告ですね。出していた有料アプリを無料に切り替えたら、収入が10倍くらいになったので。本当は有料でもやっていきたいんですけど。

───いつからゲーム開発者になりたかったんでしょうか?
小学生の頃から思ってはいました。中学の頃からゲームの改造などをするようになって、いつかは自分で作りたいなと思うようになりました。

───これから作りたいものはありますか?
Unity で 3D のアクションゲームを作ってみたいですね。現状は自動で走るラン 系が多いので、3D マリオのようなもっと自由に歩けるものに仕上げたい。今は そのための操作性等について想像して楽しんでいます。Unity は開発している人 たちも楽しそうですし。Oculus Rift も遊んでみて楽しかったので、いつか開発 に挑戦出来たらと夢見ています。

───ありがとうございました。

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